未来の水産流通活動
2025-06-27 13:57:31

大阪・関西万博で体験する未来の水産流通の可能性

大阪・関西万博で「みらいマルシェ」が示す未来の市場の姿



2025年8月2日、大阪で開催される「関西万博」において、みらいマルシェが「BLUE OCEAN DOME (ZERI JAPAN)」に出展します。この催しは「発見!体験!集え未来のフィッシャーマン!」をテーマに、水産流通の未来を垣間見れる貴重な体験を提供します。具体的には、魚がどのようにして消費者の手に届くのか、その過程を学べるインタラクティブなプログラムが用意されています。

出展の目的と背景



私たちみらいマルシェは、「未来の食卓を豊かにする」ことを目指し、漁港とスーパーマーケットを直結させる新しい水産流通の形を提案し続けています。この活動の中で、漁業者や小売業者、そして消費者がそれぞれ直面している課題に耳を傾け、経験をもとにした実践的な解決策を模索しています。

消費者は、普段魚がどうやって店頭に並ぶのかを意識することは少なく、食べ物の裏側に思いを馳せる機会はあまりありません。そこで、みらいマルシェは次世代を担う子どもたちに、魚の流通に関する知識を伝えることが重要だと考えています。これにより、持続可能な食文化を育む基盤を築いていければと願っています。

体験型プログラムの詳細


出展内容は主に3つのコンテンツに分かれています。

1. 仕入れ体験カードゲーム


ここでは、参加者が「スーパーの見習いバイヤー」として魚売り場作りを体験します。産地や旬、価格などの要素を考慮しつつ、魚を仕入れるプロセスを楽しむことができます。小学校低学年から中学生までが広く参加できるように設計されているため、親子で楽しむことができる貴重な機会です。

2. アプリによる仕入れ操作体験


参加者は、全国で利用されている受発注アプリ「みらいマルシェ」を実際に操作します。スマートフォンを使ってリアルタイムの仕入れプロセスを体験し、漁港と店頭の間にある直接の繋がりを体感します。実際にアプリで発注した商品が翌日には、参加するいくつかのスーパーで店頭に並ぶ予定です。

3. 「未来の市場」ショートムービー


「未来の市場はどうなるのか?」をテーマにしたショートムービーが流され、資源の枯渇や環境保全など現代の社会が抱える課題にどう向き合うかを探ります。この映像は、海を守りながら持続可能な「食」を維持するための流通の役割に焦点を当てています。

出展の重要性


「BLUE OCEAN DOME」では、「海の蘇生」がテーマとなっており、みらいマルシェの出展は水産業と社会の未来を描く大切な契機です。大量生産・大量消費の文化が環境に与える負荷は大きく、流通における経済合理性が優先される現在の状況を覆す必要があります。

「流通」がどう変わり、何を実践し続けるべきなのか、みらいマルシェは子どもたちを含めた社会との対話を通じて共に考えていきます。子どもたちの未来に対して貢献できる新しい視点を提示するこの出展が、多くの人々にとって新たな気づきとなることを期待しています。

出展概要


  • - 日時: 2025年8月2日(土) 13:00〜17:00(事前予約制)
  • - 場所: 大阪・関西万博会場「BLUE OCEAN DOME (ZERI JAPAN)」内
  • - 主催: ZERI JAPAN, 一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン
  • - 協賛: みらいマルシェ株式会社

公式告知サイト: みらいマルシェ告知サイト

今後もみらいマルシェは水産業の持続可能性を実現し、「魚が食卓に届く」物語を身近に届ける企業であり続けます。


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