トルコと日本の観光業界の未来を築くワークショップ
2025年11月のある日、W大阪にて「Go Türkiye Destination Promotion Workshop」が開催されました。このイベントは、トルコ共和国大使館文化観光局が主催し、ターキッシュエアラインズとの協力を得て、日本とトルコの旅行業界関係者が集まり、新たなビジネスチャンスを模索する場となりました。
ワークショップの概要
このワークショップは東京と大阪の2都市で行われ、両会場にはおよそ100名の旅行業界関係者が参加しました。プレゼンテーション、ビジネスミーティング、ネットワーキングランチなど、参加者同士の交流を深める様々なプログラムが用意され、全体の活気に満ちた雰囲気が漂っていました。主な登壇者として、トルコ観光広報・開発庁(TGA)のMICEディレクターであるイレム・チャーラ・ヨンテム氏や、ターキッシュエアラインズのPR & Marketing担当の岡崎謙人氏が最新の観光情報や地域紹介を行い、参加者にたくさんの刺激を与えました。
トルコの観光魅力を再確認
プレゼンテーションを通じて、トルコの観光資源や市場の動向について詳しく知ることができたのが、参加者から寄せられた声です。「トルコ旅行の市場が拡大することに期待が持てる」といった感想や、「トルコの魅力を改めて確認できた」とのコメントが多くありました。特に、MICE(会議、インセンティブ旅行、コンベンション、展示会)誘致に向けた取り組みが注目されており、企業と旅行業者の連携が求められる中、具体的な提案や意見交換が行われました。
ビジネスチャンス拡大への取り組み
本ワークショップには、トルコの観光関連企業21社が参加し、日本の旅行会社と面談を行いました。この商談会の中で、トルコの観光商品造成の強化や地方観光地への送客、MICE誘致の可能性など、多岐にわたるテーマが議論されました。日本の旅行業者からは新たな提携への期待や、地域の魅力を再発見できたという声が上がり、双方にとって有意義な時間となったことが伺えます。
日本とトルコの連携の重要性
トルコ共和国大使館文化観光局は、今後も日本の旅行業界と連携を強化し、文化や観光を通じた両国の架け橋として、さまざまなプロモーション活動を行っていくことを約束しています。日本とトルコの観光業界が協力し合うことで、双方にとってより大きなビジネス機会が生まれることが期待されます。
トルコの魅力と100周年の節目
トルコは、アジアとヨーロッパを結ぶ絶好のロケーションにあり、豊かな歴史と多様な文化を誇ります。2023年にはトルコ共和国建国100周年、2024年には日本との外交関係樹立100周年を迎え、ますます観光業界の注目が集まっています。世界中から多くの観光客が訪れるトルコの魅力を一緒に体感し、新しい旅行を楽しむ機会が広がることでしょう。
「Go Türkiye Destination Promotion Workshop」は、単なるビジネスイベントではなく、トルコと日本の新たな観光ネットワークを形成するための第一歩とも言えるでしょう。参加者たちが今後どのような素晴らしいコラボレーションを育むのか、期待が高まります。