アートと宿泊が交わる新たな体験 「t3 HOTEL+」
2023年、大阪市福島区に位置する一棟貸切の宿泊施設「t3 HOTEL+」がグランドオープンしました。ここは、アートをテーマにした「HOTEL+」ブランドの新しい展開として注目を集めています。施設のコンセプトは“STAY / GYM / ART”。宿泊、運動、アートを融合させた体験型の空間を提供しており、最大15名まで宿泊することが可能です。
アートが日常に溶け込む空間
「t3 HOTEL+」の「t3」は、アート作品を象徴する“三匹の虎”が由来です。そのユニークなデザインは、亜鶴の手によるもので、まるでその空間で生きるかのように描かれています。宿泊者は、アートと共に生活する日常の中で、非日常の世界へと誘われることでしょう。「泊まる」という行為に、創造性と対話を織り交ぜることを目的としたこの宿泊体験が、多くの人々に新たな感動をもたらすことを期待しています。
体験型宿泊の新スタイル
「t3 HOTEL+」では、宿泊者が体験する一連の流れも独特です。1階には、チェックインと一体となったジムスペースがあり、宿泊者はリングの中を通ってチェックインを行います。このユニークな導線は、宿泊の第一歩を印象に残る“非日常の入り口”として機能しています。このように、宿泊者の入場から体験が始まるところが、この施設の特長です。
2階のリビング空間には、アーティスト渡邉涼太によるアート作品「星屑」が飾られています。天井に自由に配置されたネオンライトが、全体のエネルギーを引き寄せ、訪れる人々に躍動感とリズムを感じさせます。また、バームソファの存在感も特筆すべき点です。このソファは、視覚的なインパクトを与えると同時に、居心地の良さをも体現しています。ダイニングエリアのテーブルも、光を取り入れた設計になっており、宿泊者は様々な視点から楽しむことができます。こうして、アートと共存する宿泊体験が構築されているのです。
空間で感じる「静」と「動」
さらに、「t3 HOTEL+」は、空間全体での対比にも注目しています。アートによって創造されたエネルギーのあるリビングダイニングに対し、寝室は“静”を意識した設計になっています。余白を持たせ、装飾を控えた寝室では、静かな時間の流れが大切にされています。アーティストである藤本純耀の「檸檬」や、橋本仁の「アワセカサネキソイソロエ弐」など、5つの寝室それぞれのアートが宿泊者を包み込んでいます。
アートとの出会いが生む新たな価値
「HOTEL+」グループは、住空間にアートを取り入れることで、宿泊者にアートを身近に感じてもらうことを目指しています。美術館やギャラリーの特別な場ではなく、普段の生活に溶け込むような環境の中でアートに出会うことで、ローカル文化と宿泊者のコミュニケーションが生まれることが期待されています。
施概概要
新しい体制のもと、これからもグレートステイは宿泊を通じた新しい文化体験の創出を目指しています。非日常を味わいながら、アートに触れ、創造性を育む新しい宿泊体験をぜひ体感してみてはいかがでしょうか。