Cardinalsの新曲
2025-10-22 10:12:56

アイルランドの新星バンドCardinals、政治的メッセージ込めた新曲を発表

アイルランドの新星バンドCardinalsがデビューシングルを発表



近年、アイルランドから注目を集めているギターバンド、Cardinals(カーディナルズ)が、待望のデビューアルバムから新たなシングル「The Burning Of Cork」をリリースしました。この曲は、彼らの緊張感漂うサウンドと政治的メッセージが色濃く反映された一作です。ロンドンのRAKスタジオでプロデューサーのShrink(シュリンク)と共に制作されたこのアルバムは、アイルランドの音楽シーンに新風をもたらすでしょう。

フロントマンのユアン・マニングは、「The Burning Of Cork」について、そのタイトルに歴史的な背景があることを語ります。この曲は1920年12月、イギリス軍によるコーク市の襲撃をテーマにしており、曲の中で最も重厚感と威圧感を持つ楽曲として位置づけられています。彼の言葉からは、この曲が持つ深い意味と、それを表現することへの自信が感じ取れます。

音楽的魅力とアルバムのコンセプト



「The Burning Of Cork」はミュージックビデオも公開され、視覚的にもインパクトを与えています。このバンドのサウンドは、エコー・アンド・ザ・バニーメンやヨ・ラ・テンゴなどの影響を受けた、独自のスタイルが印象的です。また、メディアからは「アイルランドの次代の偉大なるギターバンド」と称され、期待の高まりを感じさせます。バンドの音楽はジャンルに捉われず、彼らの故郷コークの文化的特性を反映した新しいアプローチを追求しています。

アルバム『Masquerade』は全10曲収録され、暴力や冷笑などの辛辣なテーマを持つものから、より無邪気な楽曲まで、バラエティに富んだ内容になっています。その構成はA面とB面に分かれた強烈な前半と、よりダークな後半との対比が明確で、メンバー全員のレコードへの愛情が存分に表れています。

アルバム『Masquerade』の深い意味



ユアンはこのアルバムについて「誰もが身に纏う仮面を剥ぎ取ること」をテーマに挙げています。表面的な冷笑を脱却し、誠実さを追求することがアーティストとしての成長に繋がると彼は語ります。芸術は、時として自己を深く掘り下げる過程を必要とし、その過程で直面する痛みや不安に向き合う必要があります。彼の話からは、音楽を通じての自己表現の重要性が伝わってきます。

メンバー紹介と今後の展望



バンドのメンバーは、ユアンとフィンのマニング兄弟、従兄弟のダラー、友人のオスカー・グディノヴィック、アーロン・ハーレーの5人です。家族や友情の絆によってバンドは結束し、様々なサウンドを生み出しています。アイルランドのインディーロックシーンの最前線に立つ彼らは、デビューアルバム『Masquerade』で既存の枠を超えた表現を目指し、音楽界に新しい革命を起こすことが期待されています。

新曲「The Burning Of Cork」は現在配信中で、アルバム『Masquerade』は2026年2月13日にリリース予定です。ぜひ彼らの最新楽曲に触れて、新たな音楽の潮流を感じてみてください。

公式リンク




アルバム「Masquerade」のトラックリストは以下の通りです:
1. She Makes Me Real
2. St. Agnes
3. Masquerade
4. I Like You
5. Over At Last
6. Anhedonia
7. Barbed Wire
8. Big Empty Heart
9. The Burning Of Cork
10. As I Breathe

新たな音楽の巨人、Cardinalsに注目です!


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