新しい観光列車「GRAN 天空」の運行が開始
南海電気鉄道株式会社は、2026年4月24日(金)から新観光列車「GRAN 天空」の運行をスタートさせると発表しました。すでに走行中の観光列車「天空」に代わり、難波駅~極楽橋駅を結び、約63.6㎞の旅を提供します。この新しい列車は、落ち着いた空間での心温まるおもてなしを目指し、観光客が心地よいひと時を過ごせるように設計されています。
お披露目会も予定
「GRAN 天空」の運行開始に先立ち、2026年3月29日(日)にお披露目会が行われる予定です。詳細は後日発表されますが、この機会に新しい旅のスタイルを体験できることが期待されています。
運行概要
「GRAN 天空」は、毎日1日2往復運行され、発車時刻は難波駅9:00発、12:45発、そして極楽橋駅からは10:46発(土休日は10:48発)と14:58発です。途中の停車駅は、南海線の主要7駅に九度山を加えた計8駅です。運賃は選択する座席によって異なり、リラックスシートとワイドビューシートは大人1,700円で利用できます。また、グランシートやグランシートプラスにはドリンクや食事付きの選択肢もあります。
各種座席の特徴
1号車にはリラックスシートが24席、2号車には車窓を楽しむためのワイドビューシートが30席設けられ、4号車には特別な空間を提供するグランシートが16席あります。各座席は快適性を追求し、特にグランシートプラスは最大4人掛けのソファ席を提供し、贅沢な食事とドリンクを楽しむことができます。3号車のロビーラウンジでは軽食やお土産を購入でき、すべての乗客に利用していただけます。
料金プラン
運賃は、利用区間に応じて設定されており、1号車と2号車では大人1,700円、小児850円、4号車のグランシートは人数に応じて変動します。例えば、食事とフリードリンク付きでは大人1名あたり13,430円からの料金で利用可能です。このように多様なプランを用意し、広範囲なニーズに応える形で運行されます。
高野山との一体感
「GRAN 天空」は高野山へのアクセスをより便利にし、多くの人々がこの地域の文化や自然を楽しめるようにしています。新しい観光列車によって、訪れる人々が新たな発見や出会いを通じて、心に残る旅の思い出を作ることを期待しています。観光列車「天空」の運行は2025年に終了する予定ですが、「GRAN 天空」の新たな旅立ちがこれからの観光業界にどのような影響をもたらすか、楽しみですね。
人気の観光スポットへ向かう新しい列車旅をどうぞお楽しみに!南海電鉄は地域振興にも貢献し、多様な観光体験を提供していきます。今後の展開に乞うご期待です。