アクトビの新たな入社式「パーパスドリブン入社式」
株式会社アクトビは、2026年度の新入社員に向けた独自のスタイルの入社式、「パーパスドリブン入社式」を実施しました。この試みは、一般的な祝辞や儀式ではなく、社員が「なぜ働くのか?」という根本的な目的に向き合うことを重視しています。
働く意味を問うプログラムの設計
この入社式は、新卒4名が約2時間にわたり、自身の仕事に対する目的を考えることからスタートします。プログラムの終わりに、彼らは「なぜここで、自分たちは働くのか」を自分の言葉で宣言し、社会人として第一歩を踏み出しました。「パーパス宣言」として定義されたこのアウトプットは、新人にとって初めての仕事とも言えます。この入社式の狙いは、社会人としてのスタートを目的意識を持った瞬間として記憶に残すことです。
参加者全員がプロフェッショナル
アクトビの入社式は、CEOや役員が一方的にメッセージを伝える場ではありません。新入社員と役員との距離感が大切にされ、対話を重視した進行が行われます。CEOの第一声は「なぜ仕事をするのか、考えたことがありますか」という問いかけで、参加者に深く考えてもらう導入部となっています。
新入社員は、ただの新入社員というラベルを解除され、プロフェッショナルとしてクライアントに価値を提供するメンバーとして迎え入れられます。
ケーススタディを通じての価値観の理解
入社式では、同社の成長指針であるVision、Mission、Value(MVV)について、CEO・CTO・CHROが具体的なプロジェクト経験を交えながらリレー形式で解説します。このプロセスにより、新入社員は会社の価値観を自分の事として捉え、理解を深めます。特にケーススタディは、目的を問うことでいかに成果が変わるかを示すもので、新入社員にとって非常に価値のある経験となります。
文化の共有と成長の過程
入社初日には、アクトビの文化として「挑戦した結果の失敗は歓迎するが、隠すことや放置することは許されない」という明確な基準が示されました。この文化の理解は、入社する前から共有され、組織の判断基準を理解する助けとなります。
パーパスを言語化する最終成果物
入社式の最終段階では、プログラムを通じて得た洞察を元に、各新入社員が「なぜここで働くのか」といった目的を明文化し、経営陣にプレゼンします。このように、自分自身の目標を明確にし、定期的にその宣言を振り返る仕組みが設けられています。
新入社員の宣言はそれぞれ異なりますが、共通して「アクトビで成長したい」という強い意志が見受けられました。たとえば、ある社員は「本質に向き合いながら開発・設計ができる環境でエンジニアになりたい」と述べ、また別の社員は「リーダーシップを得られる場として、アクトビで成長したい」と強調しました。
社会人としてのスタートと企業の責任
厚生労働省の調査によれば、新規大学卒業者の約35%が3年以内に離職するという実態があります。この背景には「なぜ自分は働くのか」という意識が欠けていることが原因とされ、アクトビの今回の取り組みはこの問題への一つの解決策となることでしょう。
社長の藤原氏は、「アクトビではメンバーを育てる責任があり、目的ドリブンであることが成長につながる」と強調しています。
未来への展望
新しい仲間たちと共に、アクトビは目的ドリブンな専門家としての道を歩み続け、すべての人が活躍できる場所を定義するビジョンに向け就業します。「Purpose Driven Tech-Integrator」としての在り方をこの入社式からスタートし、今後もさらなる成長を目指します。