万博「Better Co-Being」
2025-02-26 07:31:24

大阪・関西万博の新たな試み「Better Co-Being」アート体験が始動

大阪・関西万博の新たな試み



2025年に大阪で開催される日本国際博覧会(通称:大阪・関西万博)で、注目を集めているシグネチャーパビリオン「Better Co-Being」が年明けに発表されました。このパビリオンは、来場者が共鳴し合う体験を提供することを目指しており、プロデューサーには慶應義塾大学医学部教授、宮田裕章氏が迎えられています。

シグネチャーパビリオンの概要



「Better Co-Being」は、来場者同士が様々なテーマを通じてつながり合い、響き合いながら未来を描くことを目的にしたアートインスタレーションです。共鳴体験として設定されたシークエンスがあり、まずは「人と人との共鳴」をテーマにしたアート体験が展開されます。これによって、来場者は自己と他者を見つめ直し、どのようにしてつながるかを再認識する機会が得られます。

参画アーティストの紹介



記者発表会では、まずは参加アーティストとして2名が発表されました。ひとりは、陶器や糸といった身近な素材を使って「記憶」「存在」「つながり」をテーマに作品を展開するアーティスト・塩田千春氏。彼の作品は、人間が持つ内面的な感情や、その背後にある思考の重なりを可視化することに重点を置いています。

もうひとりのアーティスト、宮島達男氏は、音に焦点を当てたインスタレーションを手掛けており、来場者が音を聴きながら思索的な体験をすることができる仕掛けを持っています。彼のアートは、視覚にとどまらず聞覚にも訴えかけることで、より深い共鳴体験につながります。

静けさの森とのコラボレーション



このシグネチャーパビリオンは、万博会場中央に広がる「静けさの森」とも一体化しており、両者が交わることで、人と世界、未来を結ぶ多層的な共鳴の実験場となります。来場者はこの空間を巡ることで、より深い気付きを得られることを期待されています。

バーチャルパビリオンの展開



発表会ではさらに、現代のデジタル技術を駆使したバーチャルパビリオンについての情報も披露されました。Web3技術を利用した「Better Co-Being」は、来場者が自分自身の体験を記録し、オリジナルの「Journal」を作成することができる機能を持っています。これにより、来場者はただ訪れるだけでなく、自らの想い出を基にした新たな体験を創出することが可能になります。

参加者へのギフト



パビリオンに入場した方々には、アート体験を通して得た「共鳴」の結晶として、全7色のバッグが贈られます。このバッグには、持続可能なライフスタイルを意識した大塚製薬の「Wellness Energy」が入っており、来場者の健康を願う思いが込められています。

展示会期とその他の企画



シグネチャーパビリオン「Better Co-Being」は、予約制での入場となっており、現在2ヶ月前の抽選申し込みを受け付けています。さらに、今後の展開としてシークエンス2及び3に関するアートインスタレーションの詳細も2025年3月以降に発表される予定です。

大阪・関西万博は、多様なアーティストとの共創を基盤にし、訪れる全ての人々にとって価値ある体験を提供することを目指しています。来年の開催に向けて、ますます注目されるこのプロジェクトから目が離せません。


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