BABYMETALのプロデューサーKOBAMETALに聞く15年の軌跡
今年、BABYMETALは結成15周年を迎え、新たな挑戦を続けています。この節目を祝い、アミューズのオリジナル企画「アミューズ人」において、名物プロデューサーKOBAMETALへのインタビューが公開されました。今回は、KOBAMETALがこの15年間の軌跡と今後の活動について、詳しく語っています。
KOBAMETALの道のりとBABYMETALの誕生
KOBAMETALはアミューズに入社して以来、様々な部門で経験を積み、そこから生まれたのがBABYMETALというユニットです。彼は、BABYMETALのコンセプトを「Kawaiiとメタルの融合」とし、他に類を見ない存在感を放つユニットに育て上げました。インタビューでは、彼自身を「BABYMETALは一艘の船で、ワタクシはその船長」と例え、データを活用したアプローチで次の戦略を決定していることを明かしました。
結成から15年の道のりを振り返りながら、KOBAMETALは特に重要視しているのが「柔軟性」です。音楽のトレンドは常に変わっているため、時代に合ったアプローチを見極めることが成長の鍵だという信念を持っています。このような意識の下で、BABYMETALは日本国内外で数々の成功を収めてきました。
初の欧州アリーナツアーとロンドン公演の成功
今年はさらに特別な年として、BABYMETALは初の欧州アリーナツアーを敢行し、その締めくくりとしてロンドンのO2アリーナで単独公演を行いました。この公演では、約2万人を動員し、見事SOLD OUTを達成しました。これは日本人アーティストとして初の快挙であり、KOBAMETALはこれをも大きな自信に繋がったと語ります。どのような準備と努力の末にこの成功を収めたのか、インタビューではその裏側も語られています。
アメリカ進出と新たなプロジェクト
BABYMETALはさらなる飛躍を目指し、アメリカに拠点を移す計画を立てています。KOBAMETALは「BABYMETAL WORLD, LLC」を設立し、世界を視野に入れた活動体制を整えています。彼はこの決定について「海外のファンとの繋がりを深め、真のグローバルアーティストへと成長したい」という思いを強く持っています。
また、2023年8月8日には4作目のオリジナルアルバム『METAL FORTH』がリリースされ、新体制による新たな挑戦が始まります。このアルバムには、「BABYMETALが世代や国を超えて、みんなをひとつにする」というテーマが込められています。KOBAMETALは、このアルバムがファンにとっての「ハブ」の役割を果たし、さらなる広がりを見せることを願っています。
未来へのメッセージ
インタビューの最後にKOBAMETALは、アミューズの社員へ向けてエールを送りました。「やりたいことがあれば、自発的にチャレンジしてほしい。このプロジェクトは、会社からの指示で動くものではないのだから」と。その言葉には、BABYMETALがこれまで築き上げてきたものへの自信と、未来への希望が色濃く反映されています。
BABYMETALの公式サイトや、アルバム『METAL FORTH』もチェックして、彼らの新しい挑戦を見逃さないでください。