大阪の新たな健康促進施設「うめきた温泉蓮」が誕生！脳の健康を測定する画期的なサービスを導入

大阪で新たに注目の健康促進施設、うめきた温泉蓮 Wellbeing Park

大阪市に新たにオープンした「うめきた温泉蓮 Wellbeing Park」では、心と体の健康を考えた施設が提供されています。特に注目すべきは、認知機能を測定する「脳の健康測定器・足踏みゲーム」の導入です。この取り組みは、大阪大学の八木特任教授による脳の健康測定の研究と連携しており、楽しみながら認知機能を高めることを目的としています。

脳の健康を意識した新しいアクティビティ

「足踏みゲーム」で行われる測定は、デュアルタスクという2つの課題を同時に行う方法に基づいています。この方式は、認知機能の向上や転倒予防に効果があるとされており、皆さんが楽しみながら脳の健康状態をチェックできる場を提供しています。

利用者はまず、足踏みと暗算をそれぞれ単独で実施し、その後2つを同時に行うデュアルタスクに挑戦します。タスク中の動きや計算の様子は専用カメラでキャッチされ、リアルタイムでデータがグラフとして表示されます。これにより、自己の認知・身体機能を確認できる仕組みが整っており、参加者は自分の健康状態を視覚的に把握することができます。

楽しみながら健康を意識する工夫

さらに、測定時には「東海道五十三次」を進むというゲーム要素が盛り込まれています。これによって、何度も測定をしたくなるような楽しい体験が提供されています。過去のデータとの比較が可能なため、自身の健康状態の変化を楽しみながら観察できるのです。

健康増進サロンの魅力

うめきた温泉蓮の健康増進サロンには、足踏みゲームだけでなく、TANITAの体組成計やCANONのデジタル血圧計なども完備されています。これらの機器を通じて、自らの健康状態を見える化し、日常生活で気にしてほしい症状をケアするための運動メニューや食事メニューも取り揃えています。コンシェルジュが常駐しており、具体的なアドバイスを受けることも可能です。

大阪大学との連携による信頼性

八木研究室は、脳の健康と認知機能に関する幅広い研究を行っており、認知症の早期診断支援に向けた技術開発も進めています。施設では、この研究成果を基にした脳の健康測定器を利用し、地域社会への貢献を目指しています。参加者一人ひとりが自分の健康状態を意識し、生活の質を向上させる手助けになることを願っています。