京都のノンバーバルシアター『ギア』が迎える4900回公演
日本初のノンバーバルシアター、『ギア-GEAR-』がついに4900回目の公演を迎えました。この劇場は、言葉を使わないパフォーマンスによって多くの観客を魅了し、世界90カ国以上から訪れる人々に絶賛されています。2025年の秋には、さらなる節目となる5000回公演が予定されています。
魅力的なパフォーマンス
『ギア』は、観客が身体的な表現を通じてストーリーを感じ取る古いおもちゃ工場を舞台に、ロボロイドとドールというキャラクターが織り成す物語です。セリフを全く使わず、マイム、ダンス、マジック、ジャグリングなど、様々な身体表現を駆使し、光や映像、音響、特殊効果が加わることで、観客はそれぞれの想像力を働かせながら物語に引き込まれます。
そのため、国籍や年齢の違いを超えて多くの人々が感動を共有できるのが、この作品の最大の魅力です。「言葉がないからこそ、共感が生まれる」というメッセージが、この作品には込められています。
高評価の実績
数字で見ると、このギア専用劇場は、日本のオリジナル作品として同一劇場で14年目を迎え、驚異的な4900回の公演を突破しています。さらに、Googleレビューでは1202件中4.8という高評価を獲得しており、Tripadvisorでは500件中同じく4.8の評価を受けています。このような高評価を背景に、『ギア』は「トラベラーズチョイス」にも3年連続で選ばれています。
観客から寄せられる感想もその素晴らしさを物語っています。ある観客は「圧倒的で、想像をはるかに超える素晴らしさでした」と称賛し、別の観客は「詩的で現代的な演出で、とても素敵な時間を過ごせました」と述べています。
進化し続ける『ギア』の未来
AIの進化が進む現代、各国から投票権を持つ観客が集まる『ギア』の舞台は、今よりもさらに多くの人々に届けられることが期待されています。メタバースの活用などを見据え、物理的な距離や時間の制約とも無縁な新しい形のパフォーマンスを検討しており、観客体験をより広げていく方針です。
今後、ノンバーバルの魅力を生かし、年齢や国籍を超えて共鳴する作品づくりを続けていくことで、感動の輪を拡げられると考えています。
作品情報
『ギア』は、ダンスやマイムといった多彩なパフォーマンスを融合させることで、観客を魅了し続けています。一幕あたりの上演時間は90分で、様々な年齢層や国籍の人々が楽しむことが可能です。定期的に演者が交代し、毎回異なる表現が楽しめるのも、リピーターを生む理由の一つです。
公演概要
- 平日: 14:00/19:00
- 土日祝日: 13:00/18:00
- 一般: S席 7,200円, A席 5,200円, B席 3,600円
- 学生(小学生〜高校生): S席 5,200円, A席 4,200円, B席 2,600円
- 未就学児: 1,200円 (要予約)
- - 会場: ギア専用劇場(ART COMPLEX 1928)
公式サイトで詳細やチケット情報を確認し、一緒にこの特別な体験を楽しむ旅に出かけましょう。