大型アップデートされたICT教材「tokuMo」
学校法人河合塾が展開する高校向けのICT教材「tokuMo」が、魅力的な新機能を持って大型アップデートしました。この取り組みの一環として、国語と地歴・公民の新科目が追加され、大学入学共通テスト出題科目のほとんどをカバーする体制が整えられました。
新たに搭載された国語の科目
アップデートの目玉の一つとして、国語に「現代文」と「漢文」が新たに追加されました。「現代文」セクションは、説明的な文章、文学的な文章の読解に関する問題が1,449問も,幅広く取り揃えています。これにより、学生は知識問題から読解問題まで多様な学習が可能です。また、「漢文」セクションでは、返り点を重視した全問題が縦書きで提供され、文法や語彙、漢詩について200問を学ぶことができます。このような工夫は、学生の学習をいっそう充実させるものです。
地歴・公民の新セクション
地歴・公民においても新たに4つの科目が追加されました。「地理総合」「地理探究」、「倫理」、「政治・経済」の各科目が新たに加わり、合わせて699問の問題が用意されています。これにより、河合塾の確かな指導ノウハウが生かされた、効率的な学習体験が提供されます。特に理系選択の生徒にとっては、地理は必要不可欠な科目となります。
生物科目の強化
また、既存の「生物」科目にも100問が追加され、さらなる学習効果が見込まれます。このような継続的な改善は、生徒のより効果的な学びをサポートする為の大切なステップです。
便利な学習機能
「tokuMo」では、生徒が自分に合った学習法を選べるよう、学習モードが「範囲選択」「ブックマーク」「実力診断テスト」の3つから選択可能です。これにより、柔軟な学習スタイルが可能となり、より多くの学生が自信を持って科目に取り組むことができるようになります。
学習効果の確認
実際に「tokuMo」を導入した学校からのアンケート結果によれば、受講生の約半数が「苦手な科目を勉強するようになった」と回答しています。特に高2生からは「学習量が増えた」「学習意欲が上がった」との嬉しい声が確認されています。また、模試成績の比較では、「tokuMo」を利用したグループの偏差値60以上の生徒の比率が2.5倍になり、偏差値50未満の比率も半減しました。つまり、ICT教材「tokuMo」は成績の上位層を増やすばかりか、苦手科目に取り組む生徒を増やすなど、全体的な学力向上に寄与しています。
使いやすさの追求
「tokuMo」は、AIを搭載し高等学校の7教科に対応したICT教材です。学習指導の中での使いやすさを追求し、教員や生徒双方にとって効果的な指導と学習の両立を目指しています。自動課題作成や成績観察など、AI技術がもたらす恩恵を最大限に活用できます。
まとめ
「tokuMo」には、ただのIA教材を超えた価値があります。新しい科目や機能が加わることにより、まさに進化を遂げたこの教材は、今後の教育現場において重要な役割を果たすことでしょう。学生たちが抱える教育に対する不安を軽減し、自信を持って学習に臨める環境づくりに貢献することが期待されています。