radiko、新経営体制でラジオ業界の未来を切り拓く

株式会社radiko、新経営体制を発表

株式会社radikoは、ラジオ映像メディアの新たな価値を創造するため、2025年6月19日付で新しい経営体制を内定しました。この新体制により、ラジオ放送局との連携を強化し、急速に変化が進むメディア環境に対応していく方針です。

radikoの成り立ちとこれまでの歩み

radikoは、2010年12月にサービスを開始。ラジオ放送のサイマル配信からスタートし、エリアフリーやタイムフリー、ラジコポッドキャストといった新機能を追加してきました。これにより、ユーザーは場所や時間を選ばずにラジオを楽しむことができるようになりました。現在では、月間ユニークユーザー数が850万人を超え、非常に多くのファンを抱える存在となっています。また、ラジコプレミアム会員の数も100万人を突破し、リスナーにとって欠かせないプラットフォームになりました。

中期目標と新体制

株式会社radikoは、2025年12月1日に創立15周年を迎えることを予定しており、これを機にさらなる発展を目指します。

近年、メディアや広告業界は大きな変革期に直面しています。ブロードバンド技術の進展とデジタル広告市場の急成長により、様々な新しいサービスが登場していますが、その一方で利用者の可処分時間を巡る競争が激化しています。これに対抗するため、radikoは新しい経営体制のもとで柔軟に対応していく必要があります。

新任の役員には、株式会社TBSラジオの執行役員である池田卓生氏が代表取締役社長に就任することが決まっています。池田氏は、長年にわたりTBSラジオでのさまざまな部門で経験を積んできた実績があります。これにより、radikoは新たな視点と経験を業界に持ち込み、急激な環境変化に対応した事業の推進を目指します。

未来に向けたビジョン

新たな経営体制のもと、radikoはユーザー一人ひとりに対して多種多様な音声コンテンツを提供することを重要視しています。特に、広告主から選ばれるデジタル広告プラットフォームとしての成長を目指し、音声コンテンツの質を向上させるよう努めていきます。

新役員体制には、ラジオ業界での経験が豊富なメンバーが多く揃っており、これにより弾力的な経営戦略が期待されます。今後、radikoはさらなる成長を果たしつつ、リスナーの期待に応えるサービスを展開し続けるでしょう。

radikoのサービスについて

radikoは、スマートフォンやパソコンを使用して、手軽にラジオ番組やポッドキャストが楽しめる、非常に便利なサービスです。「タイムフリー」機能を使えば過去7日以内に放送されたラジオ番組を簡単に聴き返すことができ、「エリアフリー」機能によって、全国のラジオ番組を楽しむことができます。これにより、通勤や移動中にも自由に音声コンテンツを楽しむことができ、非常に多様なユーザーに支持されています。

株式会社radikoは、この新たな経営体制により、さらなるサービス向上とラジオ業界の未来を切り開くことを目指して邁進していきます。これからのradikoに、ますますの期待が高まります。