サンバで広がる平和の輪
2025-02-13 11:14:35

リオのカーニバルに出場する日本のサンバチーム、平和のしるしを奏でる

リオのカーニバルに出場する日本のサンバチーム、平和のしるしを奏でる



2025年、リオデジャネイロのカーニバルに日本のサンバチーム「Quer Swingar Vem Pra Cá」が出場します。この出場は、日本とブラジルの外交関係樹立130周年を記念するものであり、特に「平和」をテーマとして掲げることが発表されました。

「Quer Swingar Vem Pra Cá」は、東京を拠点に活動するサンバの団体で、リオのカーニバル公式プログラムに通算6年連続で出場することが決まりました。このチームは、ブラスバンドとダンスを組み合わせたサンバを通じて、日本とブラジルの文化的交流を目指しています。

文化交流とサンバの力


今年の出場について、代表の宮澤摩周さんは「カーニバルを通じて、日本の文化をリオの人々に伝え、逆にブラジルの文化を学びたい」とコメントしています。リオデジャネイロのカーニバルは、世界的に有名な祭りであり、現地の人々と密接に結びついた文化です。この特別な舞台に参加することで、現地の人々との交流や理解を深められる機会が増えます。

2025年は特に日本とブラジルの歴史的な年であり、交流を行う上で大きな節目となります。この活動は在リオデジャネイロ日本国総領事館に認定されており、さらなる国際的な交流が期待されます。

「平和」のテーマがもたらす意味


新型コロナウイルスの影響で2020年から数年カーニバル自体が中止されていましたが、2025年には特別なメッセージを届けることになります。「平和」というテーマを通じて、社会情勢や歴史的背景を意識し、国を超えた調和と理解を進めていこうという意志を表現します。

特に今年は阪神淡路大震災から30年、第二次世界大戦終結から80年の年でもあり、過去の悲劇への鎮魂を込めた平和のメッセージを広める重要な機会です。現地で演奏した楽曲は、日本に持ち帰り、さらなるサンバの文化を発展させていくことを目指します。

参加への道のりと役割


「Quer Swingar Vem Pra Cá」はブラジル・リオデジャネイロのサンバ文化を正しく理解し、世界へ発信する役割を担っています。サンバが単なるお祭りではなく、人々の生活の一部であることを実感することは、メンバー全員にとって大きな経験です。

リオのカーニバルに参加するためには、いくつもの手続きを経て、リオ市当局からの承認が必要です。日本からメンバーが訪れることで、現地の人々との交流が生まれ、サンバの持つ力を再認識できるのです。

2025年の予定


カーニバルの開催日は2025年3月2日、現地時間で午後2時に行われる予定です。歌手や楽器奏者、打楽器隊を含むチームが演奏し、現地の著名ミュージシャンとの共演も予定されており、注目を集めています。

今回のプロジェクトが成功裏に進むことで、日本とブラジルのさらなる絆が深まることが期待されます。リオのカーニバルに参加することは、日本のサンバチームにとって大きな誇りであり、このタイミングにおいて「平和」のメッセージを全国に広める活動も行います。そして、この活動を通じて得られた経験を国内でも生かしていくことが、メンバーの使命であり、未来への架け橋となるでしょう。


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