川端実 個展
2025-09-09 19:32:26

大阪で開催される川端実の個展「色とかたちの間に」〜日本美術の国際的展開を感じる〜

川端実 個展「色とかたちの間に ̶ 東京・ニューヨーク」



2025年9月16日より10月18日まで、ICHION CONTEMPORARYにて川端実の個展が開催されます。この展覧会は、戦後日本美術の重要な画家である川端実の作品に焦点を当て、その独自の表現スタイルを紹介します。

川端は1911年に東京で生まれ、東京美術学校で油彩を学びました。彼の芸術的な旅は1939年、フランスに渡るところから始まりましたが、戦争の影響でニューヨークに移り住むこととなります。このような激動の時代の中で彼が培った独自の視点や表現方法は、多くの人々に深い印象を与え続けています。

展覧会では、川端が探求した色彩と形態の関係や、具象から離れた抽象的な表現を体験することができます。特に1950年代における作品や、色と形がどのように融合しているかを示す作品群は、彼の作品が持つ可能性を感じさせるものです。

また、川端は日本アブストラクト・アート・クラブを設立し、アメリカの抽象表現主義に影響されながらも、独自のスタイルを追求しました。彼の作品は、ジャクソン・ポロックやマーク・ロスコといった、当時の有名なアーティストたちと肩を並べながらも、和の精神が息づいています。この展覧会では、彼が戦後の日本美術に与えた影響やその重要性を改めて理解するきっかけとなるでしょう。

展覧会のコーディネートを行うICHION CONTEMPORARYは、日本と世界をつなぐ文化交流のハブとして、大阪を拠点に活動しているギャラリーです。川端実の個展は、戦後日本美術の新たな潮流を感じる貴重な機会です。彼の参加作品は、戦後の抽象艺术の発展だけでなく、東西のアートがどのように交錯しているかを示す重要な要素となっています。

川端実による作品は、観る者へ知的な刺激を与えると同時に、感覚的な体験を提供します。彼の描く色彩や形態は、視覚的な美しさだけでなく、非常に深いメッセージが込められています。それが彼の作品が今日まで高く評価され続けている理由です。特に、彼の作品には「色とかたちの間」に潜む無限の可能性や、観る者の心に響く力があります。

展覧会は、毎日11時から18時まで開館しており、最終日には特別な入場時間が設けられています。事前予約は不要ですが、10名以上のグループで訪問する場合は、予約が必要となりますので、ご注意ください。

この独自のアート体験を通じて、川端実というアーティストの魅力を感じてみてはいかがでしょうか。大阪でのこの特別な機会をお見逃しなく!

基本情報


  • - 開催場所: ICHION CONTEMPORARY(〒530-0055 大阪府大阪市北区野崎町9-7)
  • - 会期: 2025年9月16日(火)~10月18日(土)
  • - 入場料: 無料
  • - 開館時間: 11:00〜18:00(最終入場17:30、最終日は16:30最終入場、17:00退館)
  • - 休館日: 日・月・祝日
  • - 予約: 10名以上の場合は事前予約が必要(電話またはメールでの連絡)


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