岡大の未来共創
2025-05-10 22:04:20

岡山大学が挑む未来共創の旅路!PSI GAPファンドによる新たなスタートアップの芽生え

岡山大学が挑む未来共創の旅路!



2025年5月10日、岡山大学の研究者たちが広島市で開催される「GAPファンド ステップ1 DemoDay2025」に登壇し、未来のビジョンを語ります。このイベントは、中国・四国地方の大学が共同で立ち上げた「Peace & Science Innovation Ecosystem(PSI)」の一環であり、学術研究からスタートアップを生み出すプラットフォームとなっています。

PSI GAPファンドとは?



PSI GAPファンドは、優れた研究が実社会に生かされることを目的に、科学技術振興機構(JST)の支援を受けて運営されています。特に、研究者が自身の研究の商業化を進めるための支援を提供しており、主に2つのステップがあります。ステップ1では、先行研究の実用性を評価し、ステップ2では、起業準備やライセンス取得の支援が行われます。このような体系的な支援が、革新的なスタートアップの創出を促しています。

登壇する岡山大学の研究者たち



今回、岡山大学からは以下の3名の研究者がプレゼンテーションを行います。

  • - 能勢直子助教:彼女は、新しいPETトレーサーの開発について発表し、神経芽腫やパーキンソン病、心不全などの疾患の高精度診断を可能にする技術に触れました。この技術は医療現場での負担軽減やコスト削減にも寄与することを目指しています。
  • - 長谷井嬢教授:生成AIを活用したメンタルヘルスケアアプリの開発に関する取り組みを発表し、患者に寄り添う新たな医療サービスの普及に向けたビジョンを共有しました。
  • - 寺澤孝文教授:新しい教育支援システム「マイクロステップ・スタディ」を紹介し、小さな学習ステップの積み重ねで学びの成果を可視化し、学習意欲を高める方法を提案しました。

イベント後の交流



プレゼンテーション後には、ポスターセッションが開催され、参加者との活発な意見交換が行われました。研究者たちは、産業界や投資家との直接の関わりから新たなアイデアを引き出し、未来の糧とすることを目指しています。これは、産業界における研究の実用化を促進する重要な機会となります。

岡山大学の取り組み



岡山大学では、スタートアップ・ベンチャー創出本部が中心となり、技術の事業化に向けた支援を行っています。起業を志す教職員や学生には、経営相談やビジネスプランに関するアドバイスも提供されており、今後のプロジェクトに対しても積極的にサポートしています。

また、2025年度のPSI GAPファンドの公募が近々開始されるため、多くの研究者がその準備に取り組んでいます。この貴重な機会を活かして、岡山大学はさらに多くの革新的なプロジェクトを世に送り出そうとしています。

最後に



岡山大学は、地域に根差した研究大学として、持続可能な未来の実現に向けた挑戦を続けています。これからも地域貢献や産学官連携を強化し、特色ある研究で新しい価値を創造することに期待が寄せられています。皆さまも岡山大学の進展にぜひご注目ください。


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