音楽共創の場
2025-12-16 11:52:41

2026冬季パラリンピック文化プログラムで音楽共創の場を!

2026冬季パラリンピック公式文化プログラム『Earth ∞ Pieces MILANO 2026』とは



2026年3月15日、イタリア・ミラノの「Teatro dal Verme」にて、障害の有無や音楽経験を問わず、多様な参加者を迎えた音楽プロジェクト『Earth ∞ Pieces MILANO 2026』が開催されます。このプロジェクトは、2026冬季パラリンピックの公式文化プログラムとして位置づけられており、ミラノ市内に住む人々と共に《喜びの歌》を合奏することを目的としています。

この参加型アートプロジェクトを主催しているのは、神奈川県横浜市を拠点とする認定NPO法人スローレーベルであり、芸術監督には栗栖良依が就任しています。栗栖は東京2020パラリンピック開閉会式でのステージアドバイザーを務めた実績があり、アクセシビリティと文化芸術の融合に貢献しています。

音楽面を支えるアーティストたち



本公演には、ゲスト・ミュージックディレクターとしてサミュエル・タマリット・オテロが参加します。彼はスペインとオランダにルーツを持つ若手指揮者で、メンデルスゾーン国際指揮者コンクールでの優勝後、ヨーロッパの音楽シーンで活躍しています。タマリット・オテロは音楽の共創を通じて、多様な背景を持つ参加者と共に《喜びの歌》を合奏する特別な体験を提供することを目指しています。

彼は、「ミラノでの『Earth ∞ Pieces』にぜひご参加ください。ベートーヴェンの《喜びの歌》を共通言語とし、全ての人々が歓迎されて共に音楽を作り上げる場を創出していきます。」とコメントしており、音楽を通じた人とのつながりを大切にしています。

加えて、ゲスト・ミュージシャンの三浦千明も参加します。彼女は前回の公演でもサポートミュージシャンを務めており、今回もその経験を生かして音楽面からプロジェクトを支えます。三浦は、「国や文化を超えたプレイヤーたちが集まって創り上げる《喜びの歌》は、一度限りの特別な演奏になるでしょう」と話しており、期待に胸を膨らませています。

国際交流の機会も提供



本公演に参加希望者には、協同組合型音楽学校「AllegroModerato」に所属する障害のある音楽家とその家族がホストとなり、ホームステイを通じた国際交流の機会も用意されています。この取り組みは、音楽づくりだけではなく、日常生活を共有する中で異なる文化や価値観を理解し合うことを目的としています。

参加者には、事前に文化や生活習慣の違いを尊重するガイダンスが行われ、安心して交流できる環境が整えられます。このような取り組みを通じて、音楽が生まれる背景には、人々のつながりや相互理解があることを感じられるでしょう。

開催概要


  • - 名称: Earth ∞ Pieces MILANO 2026
  • - 日程: 2026年3月15日(日)
  • - 場所: Teatro dal Verme(イタリア・ミラノ市)
  • - 主催: AllegroModerato、Komorebi、SLOW LABEL
  • - 後援: ミラノ市、在ミラノ日本国総領事館、在伊日本商工会議所 など

このプロジェクトでは、音楽愛好家やミュージシャンの方々を対象に公募も行っています。合奏を通じて人や地球に貢献したい方を募集しています。参加条件は幅広く、プロとアマ、音楽ジャンル、障害の有無を問いません。参加費は税込8,800円で、公式グッズやアフターパーティー参加費も含まれます。応募の締切は2026年1月5日(月)23:59(日本時間)。

詳細や応募フォームは、こちらの公式サイトをチェックしてください。音楽を通じて共創する素晴らしい体験に、ぜひあなたも参加してみてはいかがでしょうか。


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