映画に音楽を
2025-12-17 13:10:16

映画『恋愛裁判』で音楽監修を担当するBlack Cat White Cat Musicの挑戦

映画『恋愛裁判』とBlack Cat White Cat Music



2026年1月、その公開が待ち望まれている映画『恋愛裁判』にて、株式会社Black Cat White Cat Musicがミュージックスーパーバイザーとして参加することが発表されました。音楽の力が物語の深みを増す中、どのように音楽がこの作品に寄与するのか、今から期待が高まります。

ミュージックスーパーバイザーとは?



ミュージックスーパーバイザーは、映画やドラマにおける音楽の設計を統括する役割のことを指します。具体的には、シーンごとの音楽選定や制作の方向性を定めるスポッティング、参考楽曲の提示、使用楽曲の選定およびライセンスなど、作品の音楽表現における根幹を担います。そして、Black Cat White Cat Musicの代表・松宮聖也がその役割を実践することにより、映画『恋愛裁判』における音楽の質を一層高める狙いがあります。

松宮聖也とトーマス・ゴルビッチ氏の交流



今回のプロジェクトは、2024年に松宮が世界的に著名なミュージックスーパーバイザー、トーマス・ゴルビッチ氏を日本に招待したことが起点となっています。ゴルビッチ氏は、人気ドラマ『ブレイキング・バッド』や『ウォーキング・デッド』などで知られる音楽監修者であり、彼の日本での講演により、日本におけるミュージックスーパーバイザーの役割の重要性が広まるきっかけとなりました。

松宮が主催した「Japan Music Supervision」イベントでは、彼の経験談やミュージックスーパーバイザーの重要性について深く知ることができ、多くのプロデューサーがその意義を理解する機会ともなりました。この交流がきっかけとなり、最終的に映画『恋愛裁判』でのオファーを受ける運びとなったのです。

音楽が描く物語



映画を制作する際、音楽は単なる背景音としてだけではなく、物語の感情を強調したり、視聴者との関係を深めたりする役割を果たします。松宮の言葉を借りれば、「ミュージックスーパーバイザーという役割が、作品にもたらす価値や重要性を実感してもらえる機会になれば嬉しい」とのこと。音楽がどのようにシーンを彩り、視聴者に深い感動を与えるのか、期待が高まります。

映画制作を通じた音楽の可能性



Black Cat White Cat Musicは、2018年に設立された音楽エージェンシーで、東京、ロサンゼルス、タリンを拠点にしています。日本と海外のアーティストとの連携を通じて、多様な作品に音楽を提供しており、国境を越えた音楽制作を行っています。これにより、異なる文化や視点を持ったアーティストたちが集まり、創造的な作品づくりに寄与しています。

未来への展望



松宮は「今後も日本の映像制作の中で音楽の重要性を広げていきたい」と意気込みを語ります。映画『恋愛裁判』への参加を機に、ミュージックスーパーバイザーという職務の可能性がさらに広がることを願ってやみません。音楽の力が、物語に新たな命を吹き込むその瞬間を、ぜひお楽しみに。

これからもBlack Cat White Cat Musicの動向に注目し、彼らがどのように日本の映像音楽業界を変革していくのか見守りたいと思います。


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