羽曳野市のパイプオルガン修復プロジェクトのご紹介
大阪府羽曳野市にある「LICはびきのサムテックホールM」では、市民のための文化拠点として特に人気のあるパイプオルガンの修復を目的としたふるさと納税型クラウドファンディングが始まりました。このプロジェクトは2025年9月1日から始まり、目標金額は2,000,000円に設定されています。個人や企業からの貢献を通じて、地域に根付いた音楽の伝統を新たな世代に引き継ぐことを目的としています。
パイプオルガンの背景
このパイプオルガンは、2000年のホール開館以来、演奏会や教育プログラムで多くの人々に愛されてきました。スイスのフェルスベルグ社製で、3,033本のパイプを持つこの楽器は羽曳野市の文化を象徴する存在です。外観には地元の特産品であるブドウや白鳥の美しい彫刻が施されており、地域のアイデンティティを強く表現しています。
しかし、経年劣化により音色の安定性に問題を抱えています。そのため音の要である「ふいご」の革部分の修復が急務となっています。このまま放置すると、音楽活動や教育プログラムに悪影響を及ぼす可能性があるため、専門技術者を招き、早急な修復作業を行うことが決定されたのです。
プロジェクトの目的と成果
本プロジェクトでは、パイプオルガンの修復と同時に、長期的な維持管理にも力を入れています。集めた資金は、ふいごの張り替え修復だけでなく、今後予定しているオーバーホール作業にも利用される予定です。目標金額が達成されなくても、集まったすべての寄付金は関連する修復費用に充当されるため、安心してサポートできます。
地域の文化遺産であるこのパイプオルガンは、単なる楽器ではなく、地域の人々を結びつける存在として重要です。音楽を通じてコミュニティの活性化を図り、羽曳野市の文化を次世代に伝えていくための大切なプロジェクトなのです。
音楽活動と地域の未来
LICはびきのサムテックホールMでは、多彩な文化芸術プログラムが展開されており、音楽教育や地域イベントの中心となっています。特に、子ども向けの楽器演奏ワークショップや、地域の学校との連携による吹奏楽演奏会が実施され、音楽の楽しさや重要性を伝える場として機能しています。
今回の修復プロジェクトが成功すれば、パイプオルガンは再び豊かな響きを取り戻し、地域社会に新たな感動をもたらすでしょう。多くの方々がこの音楽の力を実感し、羽曳野の文化がより一層豊かになることが期待されています。
参加方法
このプロジェクトへの参加は非常に簡単です。クラウドファンディングのページに訪れることで、さまざまな支援メニューが用意されています。個人または団体の規模に関わらず、どなたでも支援が可能で、特典も楽しめます。ぜひ、この地域の大切な文化遺産を未来へと繋ぐ挑戦にご参加ください。
連絡先
【ご質問やご支援に関するお問い合わせ】
羽曳野市役所
生涯学習スポーツ課
電話:072-958-1111(内線4320)
メールアドレス:
[email protected]
ふるさと納税については、都市魅力戦略課が窓口となります。
電話:072-958-1111(内線33133315)
メールアドレス:
[email protected]
羽曳野市のパイプオルガン修復プロジェクトは、音楽を愛するすべての人々に向けた未来への大きな一歩です。皆さまのご支援をお待ちしています。