大阪のビジネス界に広がる“音”の可能性
2023年6月10日、最新号の『Bplatz press(ビープラッツプレス)』が発行されました。このビジネス情報マガジンは、大阪市の中小企業支援拠点「大阪産業創造館」により運営され、毎号ユニークなテーマを設けて特集しています。今回は「音が生むビジネスのチカラ」というテーマのもと、音の力が持つ可能性に焦点を当てた特集が組まれています。
音が生み出すビジネスの力
音という目に見えない要素は、私たちの生活やビジネスに様々な影響を与えています。特に最近では、ブランドのアイデンティティを強化するための音の活用が注目されており、企業や商品、サービスに独自の音を持たせることが競争力の源とされています。
今回の特集では、音を使って新しい価値を生み出す企業の挑戦が紹介されています。例えば、音楽スタジオを通じて発信や教育の場を提供する企業、振動や騒音を可視化する技術を開発する企業、そして新しい楽器の開発に取り組む企業など、多様なアプローチで「音」をビジネスに転換しようとする姿が描かれています。
特集インタビュー
特集の中では、各分野の専門家へのインタビューも行われています。例えば、株式会社ワイドウィンドウズの友松亮平部長は、音を届ける場所の重要性について語り、ミュージシャンに寄り添う環境の可能性を強調しました。また、株式会社アイボリーミュージックの足立知謙代表は、ブランドを作るための「耳に残る音」の設計について詳しく解説しています。
さらに、eMotto(エモット)株式会社の三田真志郎CEOや佐藤那由多CTOは、「誰でも簡単に奏でることができる音」を実現するためのテクノロジーについて語り、音楽の楽しみ方を広げるビジョンが共有されました。国際振音計装株式会社の貴傳名確一社長や檀上孝之総務部長も、振動計測技術を通じて社会の安心を支える重要な役割について語りました。
音の新たな可能性を探る
この特集を通じて、音という目に見えない力がビジネスに広がる新たな可能性を示しています。音楽や音の効果を科学的に研究し、実用的な技術や製品に応用する企業の取り組みは、今後ますます重要になっていくことでしょう。音の持つ力とそのビジネス的な価値を再認識させてくれる内容となっています。
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Bplatz pressとは?
『Bplatz press』は、大阪の中小企業の元気な姿を伝えるためのフリーペーパーとして、2001年1月に創刊されました。毎号、関西で活躍する経営者やユニークな取り組みを行う中小企業に着目した記事を展開。隔月で発行され、3万部が配布されます。大阪のビジネスの未来を支え、発信しているこの雑誌は、大阪の産業を強化するための重要なコンテンツの一つです。