タカミヤが誇る安全教育プログラム、3,000人超えの受講者で事故ゼロを目指す

タカミヤが誇る安全教育プログラム、受講者3,000人を突破

建設業界の課題解決に取り組む株式会社タカミヤは、2022年から提供している安全教育プログラムが、2025年5月までに累計受講者数3,000人を超えたことを発表しました。このプログラムは、建設現場での墜落や転落事故を未然に防ぐことを目的としたもので、業界内での安全意識を高めることを目指しています。

建設業界の現状

厚生労働省のデータによると、2023年の建設業における労働災害による死亡者数は223人に上り、これは全産業の約3割を占めます。特に「墜落・転落」の事故が約4割を占めており、基本的な安全対策の徹底が求められています。タカミヤはこの状況を重く受け止め、事故ゼロを目指す取り組みを進めています。

実践型教育プログラムの特長

タカミヤの安全教育プログラムは、「座学」と「体験」を組み合わせた実践的な内容です。ただの講習ではなく、現場経験豊富な講師が足場の構造や安全基準を徹底解説します。さらに、実際のヒヤリ・ハット事例を通じて、危険をリアルに理解することができます。受講者は「なぜルールを守らなければならないのか」といった基本的な疑問に対しても明確な理解を得ることができます。

また、体験型の実習では、実物の足場を使用して墜落時の衝撃や落下物の危険性、安全器具の重要性を実際に肌で感じることができます。これにより、安全意識を高め、受講者は「自分事」として危機感を持つことができます。受講者からは「実際の体験を通じて、その重要性が実感できた」といった声が多く寄せられています。

受講企業の声

フジタなどの受講企業からは、タカミヤのプログラムに対して高い評価を受けています。従来の研修会社には不足していた、現場に基づいた経験ノウハウが詰まった研修内容が求められており、タカミヤが提供する教育プログラムがそのニーズに応えています。受講者も実際の体験を通じて理解が深まり、「安全について噛み砕いて教えてもらえた」といった感想が寄せられています。

Takamiya Lab. Westでの体験

タカミヤの研究開発拠点である「Takamiya Lab. West」では、プロジェクション技術を用いて仮想的な建設現場の様子を再現。受講者は数十メートルからの落下体験など、実際の危険を疑似体験できる環境が整えられています。この技術を使った教育は、複数人が同時に体験できるため、現場単位での意識共有にも役立っています。