未来型スキンケアシステム「SKIN VOICE」が大阪万博に出展予定
2025年6月、いよいよ大阪で開催される「2025大阪・関西万博」に、画期的なスキンケアシステム「SKIN VOICE」が出展されることが発表されました。このシステムは、大阪大学や神戸大学との共同研究によって開発されたもので、未来の肌ケアを考える上で非常に注目されています。大阪の美容健康企業「桃谷順天館」が手掛けたこのシステムは、肌トラブルを未然に防ぐための新しい方法を提供します。
SKIN VOICEについて
「SKIN VOICE」は、センサーデバイスと化粧水噴射システムからなる革新的なスキンケアシステムです。このシステムは、ユーザーが装着するメガネ型のデバイスによって、24時間肌の状態を継続的に測定し、そのデータを記録します。わずかな変化でも敏感に察知できる性能を持っており、肌の水分量やバリア機能状態をリアルタイムで把握することができます。
一方、シューターデバイスは、肌トラブルの原因となる環境要因を感知し、適切な化粧水を選び、超微粒子化して噴霧します。これにより、肌の乾燥やバリア機能の低下を防ぎつつ、快適なスキンケアが可能になります。
万博での体験展示の流れ
大阪万博の「ヘルスケアパビリオン」では、以下の体験の流れが用意されています。
1. まず、メガネ型デバイス「SKIN VOICE」を装着し、肌測定を開始します。
2. 正面に現れるAIナビゲーターが、システムの説明と測定結果を解説します。
3. 約2分間の映像の中で、肌の状態に応じて普通肌、脂性肌、混合肌などの情報が提供されます。
4. 測定結果に基づいてシューターデバイスが作動し、超微細な化粧水が噴霧されます。この際、香りを中心に体験することができ、具体的な肌の感触はありません。
5. 最後に、肌年齢やさらに詳細な肌の情報がウェブページで確認できるようになります。
プレ展示会について
万博の開催に先駆けて、2025年の4月10日に「シティ信金リボーンチャレンジ プレ展示会」が開催されます。このイベントでは、実際の展示空間に近い環境を整えた上で、体験型展示や映像型展示のデモンストレーションを行います。万博本番に向けて、展示企画のブラッシュアップも目的とされています。
背景と今後
桃谷順天館は140年の歴史を持ち、美と健康を追求し続けてきました。肌の状態を知り、それに基づいて適切なケアを行うことが、健康的な肌を保つ鍵だとされています。しかし、これまで肌状態を測定するには高価な機器が必要で、日常的なケアが難しいという課題がありました。
「SKIN VOICE」はその課題を解決するべく開発され、これからの肌ケアを一変させる可能性を秘めています。万博では、再生医療や最新テクノロジーの進化についても紹介されるので、ぜひ会場に足を運び、未来の生活のワクワクする体験をお楽しみください。
開発担当者のコメント
桃谷順天館のスキンケア領域を担当する杉野哲造所長は、「未来には高齢化や環境問題など、様々な課題がありますが、再生医療やテクノロジーの進化は私たちの生活を豊かにする技術を生み出しています。この万博で、その体験を皆さんにお届けしたい」と意気込みを語っています。
これからのスキンケアの未来を先取りできる「SKIN VOICE」。ぜひ万博でその目撃者となってください!