I-ne×東大の革新技術
2025-08-21 15:30:22

I-neと東京大学が共同研究でマイクロニードル技術を確立し特許を取得

I-neと東京大学が切り開く新たな化粧品技術



化粧品市場が常に新しいユーザーのニーズに応え続ける中、株式会社I-ne(アイエヌイー)が東京大学生産技術研究所 金範埈教授との共同研究によって、革新的なマイクロニードル技術を確立しました。2024年12月に始まるこの取り組みでは、特許も出願されています。新しい化粧品の形を探求するI-neは、化粧水やクリームだけではなく、もっと多様な形態で美容成分を肌に届ける方法を模索しています。

共同研究の背景とは



化粧品の主流である化粧水やクリームは、何十年にもわたって大きな変化がありません。しかし、消費者の期待は高まり、新しい使い方や製品が求められています。化粧品業界の新たな課題として、成分を確実に肌に届け、新たな楽しさを生む製剤が求められています。そこで、注目されるのがマイクロニードル技術です。この技術は、細い針を皮膚に挿入し、成分を直接届ける手法であり、特に美容成分の局所注入に適しています。

新たな適用範囲を広げる技術



I-ne社は、マイクロニードル技術を通じて、美容成分に限らず、さまざまな成分を選択的に肌内部に送達し、化粧品の機能を最大化するための研究を行っています。東京大学のMEMS技術を駆使した新しいマイクロニードルの組成や形状を開発し、製造プロセスの確立に努めています。これにより、従来の市場には存在しなかった革新的な化粧品成分のマイクロニードル化に成功しました。

金範埈教授の存在感



研究を指導する金範埈教授は、ネルセントリーと呼ばれるマイクロ加工技術の第一人者で、幅広い分野で高精度に構造体を創出する技術に関して国際的に評価されています。また、最近では生分解性マイクロニードルを用いた医療システムの実現を目指し、経皮ワクチンや難吸収薬物のパッチなどの研究も行っており、今後の展開が期待されています。

研究成果への期待



今回の研究により、化粧品業界における成分の新たな届け方が実現しました。この技術は、従来の化粧品とは異なるアプローチを提供し、有用成分の肌への高精度な送達を可能にします。I-neではこの研究成果をもとに、学会発表や学術誌への投稿を通じ、美容科学や医学分野でのさらなるイノベーションを促進する計画です。

未来への展望



最終的には、マイクロニードル技術を用いた新商品を開発し、消費者に新しい選択肢を提供することを目指しています。I-neは化粧品にとどまらず、その他の美容技術やサービスへの応用を通じて、業界全体の価値向上に貢献していく意向です。これは、化粧品の未来を一変させる重要な一歩となるでしょう。

会社概要


  • - 会社名: 株式会社I-ne
  • - 設立: 2007年3月
  • - 所在地: 大阪府大阪市中央区南久宝寺町4-1-2 御堂筋ダイビル8階
  • - 代表者: 大西 洋平
  • - URL: I-ne公式サイト

本技術の進展により、化粧品マーケットが劇的に変わることが期待されています。新たな可能性が広がるこの分野から目が離せません!


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