ダンスの祭典「World Hip Hop Dance Championship」への道
2025年の夏、アメリカ・アリゾナ州フェニックスで行われる世界的なダンス大会、
World Hip Hop Dance Championshipが注目を集めています。この大会は、55カ国以上が集結し、個々の国で予選が行われ、選ばれたチームだけが出場する厳しい競争を勝ち抜いたダンスの祭典です。世界中から約3000人が参加し、その中には日本を代表する審査員、
山本雄太氏が名を連ねています。
日本代表の重責
山本氏は、
国際音楽・ダンス・エンタテイメント専門学校に所属する職員であり、今回の大会で唯一の日本人審査員として選ばれました。国際的な基準で評価するこの大会には、世界中から18名の優れた審査員が集まり、その中で日本を代表する重みを感じています。彼はこの機会を心から光栄に思い、ダンスの審査に数年の歳月をかけて取得した国際資格を活かすために全力を尽くす意向を示しています。
ダンスシーンの進化
「World Hip Hop Dance Championship」は、過去には著名なアーティストである
BE:FIRSTのメンバーSOTAさんが優勝したことでも知られています。山本氏はこの大会を通じて、国際的なダンスシーンが顕著に成長していることを実感しています。特に、ダンサーの数が増え、技術も向上している現状を嬉しく思っており、昨年オリンピックでブレイキンが正式競技として採用されたことに触れ、ダンス人口の増加を肌で感じています。
新潟と世界をつなぐ架け橋
山本氏は、自らの職務を果たすだけでなく、同校がある新潟と世界を結ぶ架け橋としての役割も果たしたいと考えています。ダンスはただの芸術に留まらず、文化や国を超えるコミュニケーションツールとしての強い力を持っています。彼は今後も国際的な視点を持ち続け、次世代のダンサーたちに影響を与える活動を続けていくことを誓っています。
専門学校で学ぶダンスの可能性
「国際音楽・ダンス・エンタテイメント専門学校」では、歌や楽器演奏、ダンス、さらにはK-POPなど、多彩な分野での学びが提供されています。特に日本で唯一のK-POPを学べる学科「K-POPエンタテイメント科」は、全国から多くの学生を惹きつけています。音楽、映像デザイン、音響・照明、音楽ビジネスなど、幅広い分野を学び、未来のエンターテイメント業界を担う人材を育成しています。
NSGグループの取り組み
さらに、学校を運営する
NSGグループは、教育事業だけでなく、医療・福祉、スポーツ、建設、不動産など多岐にわたる事業展開を行っており、「世界一豊かで幸せなまち」を目指して地域活性化にも取り組んでいます。これらの活動の一環として、ダンス界での成長と発展を目指し、学生たちに様々な経験を提供しています。今後も、国際的な舞台での活躍が期待される山本氏や同校の活動にぜひ注目したいものです。