理学療法の未来を拓く!AcceleBodyが学会で技術の可能性を提示
立ち上がる理学療法の未来 - AcceleBody株式会社が、2025年に開催される「第23回日本神経理学療法学会」と「第13回日本運動器理学療法学会」での技術発表・講演を通じて注目の歩行解析技術「GaitForce」を披露しました。この技術は、理学療法への新たなアプローチを提供し、医療現場での応用が期待されています。
理学療法業界の課題について
理学療法の現場では、動作評価や姿勢チェックを視覚に頼ることが常です。しかし、力や関節への負荷を詳しく数値化する「力学解析」は、依然として専門知識や設備の制約が絡み、導入が難しいのが実情です。このような中、AcceleBodyは「誰もが使える力学解析技術」を実現すべく、研究と臨床の架け橋を目指しています。
GaitForceの革新性
GaitForceは、たった一台のカメラで人の動きを計測し、力の作用を可視化するツールです。AcceleBodyは、これを理学療法士が日常の研究や教育、臨床の現場で使えるようにすることを目指しています。この技術により、もっと多くの理学療法士が扱いやすい形で力学情報を利用できる可能性が広がるのです。
学会での発表内容
学会でのセッションでは、AcceleBodyの代表取締役CTO青木が、ランチョンセミナーで「力まで見えるカメラで拓く研究・臨床・教育の未来」と題して講演しました。この講演は、技術紹介だけでなく、理学療法士がテクノロジーと連携することによる新たなリハビリテーションの展望についての討論に繋がりました。また、日本運動器理学療法学会では、埼玉県立大学の金村教授とともに、臨床現場での力学解析の具体的な応用について発表しました。
参加者の反響
企業共催セミナーでは、参加者の96%がその内容に満足し、92%が製品を試してみたいと回答しました。「これほど手軽に力学情報を扱えるとは思わなかった」という声や、「非常に現実的な機器で、教育現場での利用も期待できる」といった実用性の高いフィードバックが寄せられました。これにより、GaitForceが研究や臨床現場においてどれほど価値を発揮するかを実感する機会になりました。
AcceleBodyの未来への展望
AcceleBodyの代表者である中村は、「理学療法士が患者を診る中で、力学情報までを扱う環境作りが必要」と話します。彼は、GaitForceの普及を通じて、力学解析の結果を臨床現場で活用し、さらには医療機関の外にも広めていくというビジョンを持っています。今後の学会参加や多くの専門家との協働を通じて、より多くの人々に理学療法の価値を届ける努力が続けられるでしょう。
AcceleBody株式会社の概要
会社名: AcceleBody株式会社
所在地: 東京都豊島区千川1-25-18
代表者: 代表取締役CTO 青木治雄、代表取締役CEO 中村綾太
設立: 2023年12月
公式サイト:
AcceleBody
理学療法の新たな道を切り開くAcceleBodyの技術に、今後も注目が集まります。理学療法の現場がどのように変革を遂げていくのか、期待が高まります。