岡山大学が快挙
2025-05-06 22:30:50

岡山大学がAgriFood SBIRピッチで受賞、研究の成果を事業化へと加速

岡山大学がAgriFood SBIRピッチで受賞、研究成果の事業化へ



2025年3月17日、東京で開催された「AgriFood SBIR ピッチ・マッチング2025」で、岡山大学の内山淳平准教授が代表を務めるチームが「グッドブレークスルーテックプレゼン賞」を受賞しました。このイベントには、農林水産省からの支援を受けたスタートアップや研究者たちが集まり、その最先端技術やビジネスプランを発表しました。

内山准教授のチームが発表したのは、「抗生物質からの脱却:抗菌酵素が切り拓く次世代ソリューション」です。この研究は、抗菌酵素を用いた新たな動物用医薬の創出を目指しており、その事業性が高く評価されました。金融機関やベンチャーキャピタルからの投票によって、同賞に選ばれた結果、今後の研究成果を事業化するための伴走支援を受けることになります。

さらに、このイベントでは内山伊代客員研究員も注目を浴びました。彼女は、アグリ・フードテック分野での将来が期待される若手研究起業家に対して与えられる「SAC(スーパーアグリクリエーター)」に認定されました。これは岡山大学にとって初めての快挙であり、次世代の研究者を育てる大きな一歩となりました。

このように、岡山大学は研究成果を活かしたスタートアップ支援を通じて地域社会への貢献を目指しています。スタートアップ・ベンチャー創出本部では、起業に向けたアドバイスや相談窓口を設け、多くの教職員や学生の支援を行っています。

岡山大学は地域の中核的な研究大学としての役割を果たし続け、農業や食料分野での技術革新に向けた取り組みを強化していく考えです。スタートアップ支援は、単なる技術の普及だけでなく、地域の活性化や国際的な交流をも促進する大切な橋渡しの役割を果たします。

今回の受賞を機に、岡山大学の研究者たちはさらに意欲的な活動を展開していくことが期待されます。学校としての取り組みが地域にどのような影響を与えるのか、今後も目が離せません。若い世代の研究者たちが次々と挑戦する姿勢は、岡山大学の実力を証明しています。

岡山大学はこれからも技術革新と地域貢献を両立させ、国内外での存在感を高めていくことでしょう。農業とフードテックの未来を切り拓くこの取り組みから、目が離せません。


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