新たなデジタル製造の時代を切り拓く「Onyx GF」の登場
APPLE TREE株式会社が新たに取り扱いを始めたMarkforgedの「Onyx GF」は、製造業界で注目される革新的な材料です。これまでの製造現場では、強度と視認性という二つの要素を両立させることが難しかった中で、「Onyx GF」はその課題を解決します。
Onyx GFの概要
「Onyx GF」は、既存の「Onyx」シリーズが持つ高い強度と剛性を引き継ぎつつ、カラー対応を実現したナイロンベースの素材です。これにより、塗装や後処理を必要とせずに、視認性の高い部品やツールを迅速に製造が可能になります。
製造業において「色」は非常に重要な要素です。特に安全性や作業効率に直結するため、危険エリアの明示や部品の識別、ラインごとの区分は5S活動や品質管理において不可欠です。「Onyx GF」は、その性能を背景に、色による視覚的情報伝達を可能にします。
Onyx GFの主な特徴
1.
多彩なカラーバリエーション
「Onyx GF」は、レッド、イエロー、ブルー、グリーン、グレー、ホワイトの6色展開。用途に応じて色分けすることで、見やすさを向上させます。また、塗装やラベル貼りといった手間を省けるため、メンテナンスの負担も軽減されます。
2.
高強度・剛性の維持
従来の「Onyx」同様、引張強度や寸法安定性も優れています。治具や工具の製造に最適で、実際の使用環境を考慮した設計が可能です。
3.
電気絶縁性の標準装備
ガラス繊維を使用しているため、非導電性を持ち、電気的安全性が求められる各種用途への対応も可能です。
4.
連続繊維補強技術への対応
Markforgedの独自技術である連続繊維補強(CFR)に対応しており、内部にカーボンファイバーを配置することで、アルミニウム並みの強度を持つパーツの造形も実現します。
実際の活用シーン
「Onyx GF」は、様々な分野での活用が期待されています。例えば、航空宇宙や自動車分野では、高視認性の工具や治具を使用することで異物混入のリスクを減少させ、作業のミスを防ぐ効果があると言われています。また、食品や医薬品分野では、製造エリアごとに色分けを行うことで交差汚染のリスクを低減することが可能です。さらに安全対策として、危険エリア周辺の治具を高視認性の色にすることで、作業者の注意を引き、安全性を高める役割を果たします。
まとめ
APPLE TREE株式会社は、Markforgedの「Onyx GF」を通じて、日本の製造業におけるデジタル化を推進していく考えです。新しい材料の展開は、さらなる効率化や品質向上、安全性の確保に寄与し、現場ニーズに応じた柔軟な部品製造を実現します。インハウスでの迅速な変更や改善活動をサポートできる「Onyx GF」は、これからの製造業において重要な役割を果たすことでしょう。