浜木綿子、90歳で初連載！女優の素顔と日常に迫るエッセイ

浜木綿子が紡ぐ、90歳のありのままの暮らし

12月16日に発売される『週刊女性12/30号』で、女優・浜木綿子さんが初のエッセイ連載をスタートします。この連載は、彼女が90歳を迎えた今の自身の生活や思いを、「今」を生きる彼女の言葉で描いています。

浜木綿子の歩みを振り返る

浜木綿子さんは、宝塚歌劇団の娘役として幕を上げ、その後も舞台やテレビドラマで数々の名作に出演してきたレジェンド女優です。高いプロ意識を持ちながら、演技に対しては常に厳しい姿勢を崩さず、「お芝居を演じていて楽しいとは思ったことがない」と語る浜さん。そのキャリアは、彼女の凛とした姿勢を物語っています。

そして、その息子は実力派俳優の香川照之さんであり、孫も五代目市川團子として今後が期待される存在です。演技の道に尽力し続けた浜さんは、長いキャリアを重ねる中で、家族への愛情や思いも育まれてきました。

90歳のリアルな日常

新たに始まるエッセイ連載には、浜さんの普段の生活や趣味が率直に語られます。彼女は、自らの生活を「特に決まったお仕事はない」とのびやかに表現し、今の自分を楽しんでいる様子をうかがわせます。

連載を通じて、毎朝の「ミニトマト」を育てたり、眠る前には「宝塚体操」をして身体をほぐしたり、そして夜には焼酎を楽しみながらショパンの音楽に身を委ねるひとときを大切にしていることが紹介される予定です。また、仕事を減らしたことで、自然の美しさや小さな喜びにも気づくようになり、小鳥のさえずりや道端に咲く花々の美しさに癒される日常も語られます。

90歳の今、感じる「ときめき」

浜さんは、「今が好き」と明かし、運命に逆らいながらも90年間生きてきたことへの感謝や喜びを表現します。「今の私の暮らしに心を傾けていただけましたら幸いです」との言葉からは、彼女の人生の充実感や前向きな姿勢が伝わります。これこそが、彼女の魅力であり、これからの人生を生きるためのヒントにもなりそうです。