インスパイア・エンターテインメント・リゾートが新VPを迎え、マーケティング戦略を強化

インスパイア・エンターテインメント・リゾートが新VPを迎え、成長を加速

韓国の仁川に位置するインスパイア・エンターテインメント・リゾートが、この度、ハンナ・リーを戦略マーケティング分野のシニア・バイスプレジデントに任命したことを発表しました。この新たな人事は、同リゾートの1周年を祝う節目に行われ、事業のさらなる拡大を目指す重要な方針を示しています。

ハンナ・リーが担う役割とその背景

ハンナ・リーは、これまでに約24年以上にわたる戦略とマーケティングに関する豊富な経験を持つプロフェッショナルです。彼女のキャリアは、ベイン・アンド・カンパニーでスタートし、その後GSリテール、LINE、BATなどの国際的な企業で重要な役割を果たしてきました。特にデジタルマーケティングや顧客体験の向上に情熱を注ぎ、戦略の整合性を保ちながらマネジメント経験を積んできたことが評価されています。

彼女は、インスパイアにおいて顧客視点に立ったマーケティング戦略を統括する立場にあります。デジタル変革を推進し、ブランドとしての競争力を高めるための施策を積極的に展開していく方針です。

マーケティング部門の再編成

ハンナ・リーの就任と同時に、インスパイアは顧客体験（CX）、ブランド、グローバルコミュニケーションの各部門の再編成を実施しました。この再編成は業務の効率化を進めるとともに、マーケティング機能をより一層強化する狙いがあります。これにより、施設への訪問客のニーズに細やかに応え、ブランド価値を向上させることを目指しています。

インスパイアの今後の展開

インスパイアの社長であるチェン・スー氏は、「リー氏を迎え入れることで、インスパイアの成長に新たな機会が生まれると信じています。彼女の戦略的な視点と豊かな経験を活かし、ユニークな体験を提供していきたい」とコメント。これを受けて、今後の顧客体験やサービス向上に対する期待が高まります。

さらに、施設内の全天候型プールドーム「スプラッシュベイ」がリニューアルされ、より多くのゲストがアトラクションを楽しめる空間へと進化しています。また日本においては、大阪オフィスを新たに開設し、関西のマーケティング活動を強化。日本の顧客に向けた施策を展開し、訪問者の増加に努めています。

インスパイア・エンターテインメント・リゾートの特徴

インスパイアは、仁川国際空港近くに位置する大規模リゾートで、3つの高級ホテルタワー（1,275室）、韓国初の多目的アリーナを備えています。さらに、全長150メートルのデジタルエンターテインメントストリートや、屋外エンターテインメントパークがあり、多彩なアトラクションが楽しめる場所です。

このリゾートでは、ゲストが心から楽しめる体験を提供し続け、さらなる事業成長を目指す姿勢が明確です。これからもインスパイア・エンターテインメント・リゾートの動向に注目が集まります。