三菱商事が選んだプロシップの固定資産管理ソリューションの導入背景と効果

三菱商事が選んだプロシップの固定資産管理ソリューション

株式会社プロシップが提供する「ProPlus 固定資産管理ソリューション」が、三菱商事株式会社に導入されることが決定しました。この導入の背景には、20年以上使用されてきた従来の固定資産管理システムの老朽化と維持コストの増加があります。

導入の背景と課題

三菱商事の既存システムはSAPを基盤に構築された独自のものでしたが、アドオン機能のメンテナンスコストの増加や、使用していた製品のサポート終了が迫っていることから、更新が急務となりました。これまで自社要件を反映した開発を行ってきた三菱商事は、最近の業界トレンドである標準機能に合わせた業務プロセスの適合を検討。これを受けて、豊富な標準機能を備えた「ProPlus」の導入を決定しました。

導入を決定した理由

三菱商事は以下の理由からプロシップの「ProPlus」を選定しました：

- 固定資産管理に特化したベンダーであり、法改正対応が迅速に行える。
- グループ企業での導入実績があり、標準機能で多くの業務要件を満たせる。
- 基幹システムであるSAPとの豊富な連携実績がある。
- プロジェクトマネージャーが高いリーダーシップを持ち、固定資産および会計・税法に関する深い知識を有している。

「ProPlus」の導入効果

「ProPlus」を導入することにより、次のようなメリットが得られました：

- 業務プロセスの見直しにより全体の業務効率が向上。
- 従来未計上だった資産の一元管理が可能となり、業務プロセスが簡素化。
- 償却資産税の申告業務においては、電子申告（eLTAX）に対応しているため、業務量の負担軽減が期待されます。

今後の展望

三菱商事は、単体決算業務における新しいリース会計基準の早期適用を検討中です。プロシップのこれに対する迅速な対応と体制は高く評価されており、今後も三菱商事の最適なシステム運用を支援していく予定です。

プロシップとは

プロシップは、1980年以来固定資産管理に特化したシステムベンダーとして、累計5,300社以上の導入実績を持つ企業です。その資産管理ソリューション「ProPlus」は、様々な業界の大手企業で広く採用されています。新しいリース会計基準に対応したSaaS製品「ProPlus＋」が2024年12月にリリース予定で、固定資産運用のデジタル化をさらに加速させます。

また、プロシップは国際的にも展開しており、28の国と地域での導入実績もあります。それにより、標準的な機能ですぐにグローバル統合が可能になるのです。