最新技術で未来のビル管理を革新する日立ビルシステムとザクティの取り組み

最新技術で未来のビル管理を革新

近年、ビル管理や設備保全における安全性を高めるための先進的な技術が求められています。その中で、株式会社ザクティと株式会社日立ビルシステムが進めている新しい試みが注目を集めています。ザクティの映像活用業務プラットフォーム【XBP】とウェアラブルカメラ【CX-WL100W】が、日立ビルシステムの AI Safety ソリューションに採用されたのです。

当社、ザクティは大阪に本社を置き、デジタル映像ソリューションの開発を行っています。日立ビルシステムが掲げる「安全と健康を守ることはすべてに優先される」という理念に賛同し、業務効率と安全性向上のための取り組みに力を注いでいます。

AI Safety ソリューションの全貌

今回のAI Safety ソリューションは、QRコードとザクティのウェアラブルカメラを組み合わせたものです。このシステムにより、作業現場の危険箇所を事前に通知する「安全アラート機能」が実現しました。この機能は、現場作業を行う技術者に対して、潜在的な危険を事前に知らせることで事故を未然に防ぐ役割を果たします。2025年11月末から、全国の多くの現場で運用が開始される予定です。

ザクティはこのAI Safety ソリューションの中核とも言えるアプリケーションをカスタマイズし、必要なハードウェアを提供しています。これにより、現場技術者の安全確保のみならず、安全に対する意識の向上にも寄与しています。

ザクティの映像技術の特徴

ザクティが提供するウェアラブルカメラ【CX-WL100W】は、現場作業に特化した設計がされています。設備保守や製造現場、さらにはインフラ点検など多様な領域で効果を発揮します。このカメラは、作業者の視点をそのまま映像として記録することができ、リアルタイムでの遠隔支援や現場映像の一括管理を実現し、業務課題の解決に寄与しています。

社会問題への取り組み

ザクティでは、映像技術を主軸にしたデジタルトランスフォーメーション（DX）ソリューションを広げており、社会における様々な課題の解決を目指しています。例えば、労働安全やリモートワークの推進など、現代社会が抱えるさまざまな問題に対して、技術を駆使することで効果的な解決策を提供しています。

日立ビルシステムとの連携により、ザクティの技術がもたらす影響は計り知れません。安全性と業務の効率が同時に向上することで、業界全体の生産性向上にも寄与することが期待されています。今後も新しい技術の導入を進め、社会的な変革を促す企業として発展を続けていくことでしょう。

会社概要

- 株式会社ザクティ

- 代表者: 代表取締役社長・喜久川政樹
- 所在地: 大阪府大阪市北区大淀中一丁目1番88号梅田スカイビルタワーイースト30階
- 設立: 2012年4月
- 事業内容: デジタル映像ソリューションの開発・販売
- 資本金: 1億円
- URL: ザクティ公式サイト

業務現場の「安全」を守るため、日立ビルシステムとザクティは今後も連携し、新たな技術革新を進めていく姿勢を堅持しています。私たちも、その進捗を楽しみに見守りたいと思います。