大貫妙子が贈る新たな音楽の旅「ピーターと仲間たち」
2025年にデビュー50周年を迎えるシンガーソングライター、大貫妙子が新たにアルバム「ピーターと仲間たち」をリリースします。このアルバムは、彼女が1970年代から1980年代にかけて発表した訴求力のあるエレクトロニック・サウンドの楽曲を中心に構成されています。
特に「ピーターラビットとわたし」や「CARNAVAL」など、80年代に音楽シーンに影響を与えた作品が多く収録されており、当時のファンにとっては特に嬉しい内容となるでしょう。さらに、このアルバムは大貫妙子自らの手によって企画されたコンサート「ピーターと仲間たち」の収録を基にしており、長年待ち望まれていたエレクトロニック・スタイルでの音楽再現が実現しました。
エレクトロニック・サウンドの再現
このアルバムは、1980年代に数度しか行われていなかったとされるエレクトロニック・スタイルのコンサートを基にし、大貫妙子が自ら納得のいく形で音楽を再現することが求められました。その結果、当時のマルチテープから抽出された音やオリジナリティに基づいてプログラミングされた音を同期させることで、これまで披露されることのなかった楽曲が復活したのです。
今作は2023年から始まったコンサート「ピーターと仲間たち」の東京・大阪の全公演が完売するほどの人気を博し、その熱気の中生まれました。待望の音源化となる今作は、2024年7月9日に東京・EXシアター六本木で行われたライブを振り返る重要な作品です。
コンサート「ピーターと仲間たち 2025」の開催
さらに、このアルバムの発売を記念して、コンサート「ピーターと仲間たち 2025」の開催も決定しています。2025年7月10日に東京・恵比寿ガーデンホールにて、またその後札幌や東京での公演が予定されています。出演者には大貫妙子をはじめ、素晴らしいミュージシャンたちが揃い、多彩なパフォーマンスが期待されています。
このコンサートは、エレクトロニック・サウンドを現代に再現する素晴らしい機会であり、ファンにとっても大貫妙子の魅力を再発見する場となるでしょう。
アルバムの詳細
「ピーターと仲間たち」は、7月9日にデジタルリリース、CDとアナログレコードがそれぞれの価格で発売されます。収録曲には「LULU」、「ピーターラビットとわたし」、「色彩都市」などが含まれており、彼女の幅広い音楽スタイルを感じることができる仕様となっています。
このアルバムとコンサートは、大貫妙子の音楽的な成長と彼女が積み重ねてきた歴史の一端を垣間見る貴重な機会です。ファンの皆さん、彼女の50周年を祝う一環として、「ピーターと仲間たち」の音楽を楽しむ準備を整えましょう。それでは、ライブで彼女の音楽を体験するために、スケジュールをチェックしてみてください!
大貫妙子のプロフィール
大阪の音楽シーンだけでなく、全国に影響を与えてきた大貫妙子。1973年にヤマシタ達郎らと結成したシュガー・ベイブ以来、彼女は数々のアルバムをリリースし続け、8000種以上の楽曲を提供してきました。その多様性は、彼女の音楽の深さをも物語っています。これからの活動にも、ぜひご注目ください。