Suupeas初のワンマンライブがスヤァ伝説の幕開けを飾る!
お昼寝系ガールズ音楽ユニット「Suupeas」が、2024年の「睡眠の日」9月3日のデビュー1周年を目前に控え、初めてのワンマンライブを開催しました。会場は東京・渋谷WWW。ファンが待ち望んだこの瞬間、彼女たちの新たな物語が始まります。
「Suupeas」は、歌手、声優、プロ雀士として活動するひなぷ(武田雛歩)と、サンプラー使いのはるぽんから成るユニットで、そのユニークなコンセプト“お昼寝系”で知られています。6月8日(日)のライブは、「SING寝具SING ~スヤァ伝説の始まり~」というタイトルで、多くのファンに囲まれた中、華やかに幕を開けました。
開演が近づくと、期待感が会場を包み込み、暗転後、ピンクやブルーのペンライトに照らされた客席が見え始めました。目覚まし時計のベルが鳴り響き、彼女たちがパジャマ姿で登場。アイマスクを装着し、まさに“お昼寝系”の心地よい世界観を表現しました。
1曲目は2ndシングル「℃りぃむ℃ore」。夢見るような女の子をテーマにしたこの曲は、アップテンポで会場の空気を一変させ、ひなぷが観客を煽ると、はるぽんがエレキギターを奏で、熱気が渦巻く中でパフォーマンスが進んでいきます。彼女たちのエネルギーは客席に溢れ、観客も一体となって楽しんでいました。
続いては、3rdデジタルシングル「あともうちょっとだけねんねさせて!」へと流れると、社会人の朝に感じる憂鬱を表現したこの楽曲でも、ひなぷは「今日は伝説の1日にしようね」と声をかけ、ファンと一体化することに成功します。
その後披露された「しーぴんすりーぴん」の時には、撮影可能なタイムが設けられ、ファンはスマホでパフォーマンスを捉えます。ひなぷが「渋谷盛り上がっていくぞー!」と叫ぶと、観客からのコールも熱を帯びます。
中盤には、はるぽんのDJ TIMEもあり、彼女の真剣な表情とスムーズな混音が場を盛り上げました。音が止まるトラブルもありましたが、彼女は持ち前の実力でカバーし、フロアは活気に満ち溢れました。
さらに、ひなぷが「君の知らない物語」をカバーした際には、その歌唱力に会場全体が感動し、思い出深い時間を共有します。スクリーンには「お昼寝中」の文字が映し出され、観客に安らぎを与える演出が随所にありました。
ライブはいよいよ後半へ。シングル「アイム・ノット・プリンセス」と「ナイトメラ」が次々に披露され、ファンは彼女たちの独特な振付を真似し、盛り上がりのピークを迎えます。「こんな短期間でワンマンライブができるなんて本当にありがたい」と語ったひなぷの言葉には、感謝の気持ちがこもっていました。
本編ラストは、デビュー曲「ヘッチャカ」で盛り上がった後、独特なアンコールに応えるかたちで二人が再登場します。ファンからの凱旋ライブの発表には大きな歓声が上がり、期待感はさらに膨らみました。9月3日には新曲リリースの予定もあり、彼女たちの成長に目が離せません。
終演後の感謝を込めたメッセージからも、その温かい雰囲気が伝わり、ひなぷとはるぽんが手を振りながらファンを見送る姿が印象に残りました。この日は、愛媛での初の凱旋ライブや新曲リリースの発表も含め、彼女たちにとって特別な意味を持つ一日となりました。
まだ始まったばかりの「Suupeas」。これから繰り広げられる夢の続きに、私たちも期待を抱きながら眠りにつくことでしょう。この人気ユニットがさらに進化していく過程を見守りたいですね。