2026ヒューマンコンサート「“あきらめない心”」開催決定
大東市では、法務省が設定した人権週間に合わせて、特別なコンサート、「2026ヒューマンコンサート」が開催されます。このイベントは市民、行政、そして大阪産業大学の学生たちが一体となり、「あきらめない心」というテーマで展開されます。
専門家の思い
2026年は、特別なゲスト、パラリンピアンでありバイオリニストの伊藤真波さんを迎え、彼女の人生を通じて語られる「不屈の精神」に焦点を当てます。伊藤さんは若い頃から水泳とバイオリンに打ち込み、様々な困難を乗り越えてきました。彼女の姿は、困難に直面しているすべての人への希望の象徴です。
官民学連携での取り組み
このコンサートは、官民学の連携を基盤に成り立っており、市民団体「人権啓発ネットワーク大東」と大阪産業大学の学生が一から企画しています。学生たちが主体となり、出演者利も選定し、広報物のデザインや運営の計画を立てるなど、自らのアイデアを形にする貴重な機会となっています。毎週行われる企画会議では、学生たちの熱意が溢れ出し、さまざまな意見が交わされています。
イベントの詳細
- - 名称: 2026ヒューマンコンサート「“あきらめない心”」
- - 日時: 2026年2月1日(日)午後2時開演(午後1時15分開場)
- - 場所: サーティホール2階多目的小ホール(大東市新町13–30)
- - 定員: 200名
- - 参加協力券: 500円(当日受付での集金)
- - 手話通訳: 希望者は事前に申し込み
- - 主催: 大東市・人権啓発ネットワーク大東、後援: 大東市教育委員会、協力: 大阪産業大学
コンサートの意義
このコンサートは、差別のない明るい街づくりを目指し、学生自身が未来の大東市を考え、人権について多くの人々に考えてもらうきっかけを提供します。伊藤真波さんのような方々を通じて、参加者が勇気を奮い立たせ、未来へ目を向けることができるように願っています。
伊藤真波さんについて
伊藤真波さんは1984年に静岡県で生まれ、デビュー以来、数多くの人々に感動を与え続けています。水泳に精を出し、7歳からバイオリンを始め、その後看護師としても活躍しましたが、20歳の時に交通事故に遭遇し、右腕を失いました。それでも彼女は看護師の資格を取得し、事故を乗り越え、パラリンピックにも出場。
水泳選手としても数々の記録を持つ彼女のストーリーは、多くの人々にとって励みとなることでしょう。
企画会議の様子
イベントに向けての学生たちの思いや提案も重要です。「けがや病気に悩む人へ勇気を届けたい」と語る学生たちの意見には、未来を見据えた温かい思いが込められています。市の担当者も、学生たちの活躍を支援する準備を整えており、共に未来を作る姿勢です。
このコンサートは、単なる音楽イベントに留まらず、地域の人権意識を高めるための大切なステップだといえるでしょう。皆様のご参加をお待ちしております。