FM大師が神奈川エフエムネットワークに参加！災害時の情報連携が強化

FM大師、神奈川エフエムネットワークへの加入

2025年1月1日、神奈川県内のFMラジオ局や神奈川新聞社が一堂に会している神奈川エフエムネットワークに、株式会社FM大師が参加しました。本協定は、災害時における放送業務の協力を目的としています。

神奈川エフエムネットワークは、2009年1月に設立され、当初11社が参加しました。その後、県内で開局するコミュニティFMが次々に加わり、東日本大震災を経て神奈川新聞社が参加したことで、現在は県内のFMラジオ局すべてが加盟している体制が整っています。このような連携強化により、地域に必要な情報を迅速かつ正確に届けることが期待されています。

災害発生時には、県民の安全と安心を守るために、地域メディアとしての役割が非常に重要になることが強調されています。協定は、以下の重要な点から構成されています。

協定の概要

1. 情報交換

災害が発生する、もしくはその危険性が高い時には、各参加社が持つ情報を相互に交換することが求められます。それぞれが放送した情報は、放送社のクレジットが付けられ、他社でも活用できる仕組みとなっています。

2. 機材・要員の支援

災害によって放送機器が破損したり、放送要員の確保が難しくなった場合には、他社から機材や要員の提供が行われます。この支援体制によって、特定の放送社が困難な状況にある際も、全体としての情報提供が途絶えることを防ぐ狙いがあります。

3. 連絡会議の開催

神奈川エフエムネットワーク内の連携や協力を進めるため、定期的に連絡会議が開催され、情報や意見の交換、協議を行います。この場を通じて、より密接な連携が図られることになります。

FM大師の加入によって、神奈川県内のメディアが一体となり、災害時の情報伝達体制が強化されることが期待されています。各社は、これまで以上にきめ細やかな情報発信に努め、住民に寄り添った形で必要な情報を届けることを目指しています。

様々なメディアが連携することで、より地域性の高い情報提供が可能になり、災害時における県民への安心感を高める活動が進められます。今後とも、神奈川県民に対するサービスの向上を図っていきます。

お問い合わせは以下の通りです。