リバスタが提供する新たなクラウドサービス「TansoMiru電力」
株式会社リバスタは、建設現場等で発生する電力データを活用したクラウドサービス「TansoMiru電力」の提供を開始しました。このサービスは、電力の使用量やそれに伴うCO2排出量を算定・可視化するもので、脱炭素社会の実現を目指しています。
データの取得とその重要性
「TansoMiru電力」は、建設現場で設置されているスマートメーターから得られるデータをもとに動作します。このスマートメーターは、電気の使用量をデジタルで計測する機能を備えており、特に重要なのは、2023年10月から電気事業者以外の事業者もそのデータを利用できるようになった点です。この環境の整備により、建設業界においてCO2排出量を正確に管理することが可能となりました。
CO2排出量の算定・可視化
建設業界では、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みが進んでおり、CO2排出量の管理が喫緊の課題となっています。「TansoMiru電力」を導入することで、手作業でのデータ転記や計算の手間を省き、業務効率を大幅に向上させます。具体的には、電力使用量やCO2排出量のデータを自動で取得でき、業務負担を軽減するだけでなく、データの誤記や漏れを防ぐことができます。
妥当性評価と信頼性
さらに、「TansoMiru電力」のCO2排出量算定方法は、第三者評価機関であるDNVからISO14064-3に基づく妥当性評価を受けており、データの信頼性も確保されています。これにより、ユーザーは国際的なガイドラインに基づいたデータを手に入れることができ、信頼性の高い計算結果として利用可能です。
効率的な環境管理と脱炭素経営の推進
リバスタは、「TansoMiru」を通じて、建設業界が直面するCO2排出量管理の標準化を目指しています。すでに提供されている「TansoMiru管理」や「TansoMiru産廃」とも連携することで、建設現場全体のCO2排出量を一元管理することが可能になります。
今後の展望
リバスタは、今後も「TansoMiru」の各サービスの機能を拡充し、建設現場における脱炭素経営を後押しするために努力を続けます。その結果として、持続可能な社会の実現に向けた貢献を果たしていく所存です。
「TansoMiru電力」は、リバスタが提供する革新的なサービスであり、建設業界の未来をより良いものにするための一翼を担っています。政府の2050年カーボンニュートラル目指して、ますます必要とされるサービスとなるでしょう。詳細は公式サイトでも確認できます。