日本の中古品が世界を席巻する!
最近、日本の中古品は“USED IN JAPAN”として国際的に高い人気を誇っています。この流れに乗り、株式会社コメ兵(愛知県名古屋市)は、越境ECの強化を図るため、新たに株式会社ワサビが提供するリユース販売特化型EC管理システム「WASABI SWITCH」を導入しました。これにより、世界各国のお客様が手軽にコメ兵のサービスを利用できるようになります。
コメ兵が目指す越境ECの強化
コメ兵は中古品に対する需要の高まりを受け、2023年11月に新しくオープンした旗艦店「KOMEHYO SHIBUYA」には、訪日外国人観光客が多く訪れています。最近の免税売上実績は前年同期比で約1.5倍に達しており、リユース市場の活況を示しています。また、手軽に国境を越えるフリーマーケットが一般化している中、コメ兵も自社EC「KOMEHYO ONLINE」と外部モール「eBay」や「Chrono24」での出品を行い、越境EC事業は好調です。
「WASABI SWITCH」のメリット
「WASABI SWITCH」を導入することで、コメ兵はリユース品の特性に応じた一括管理が可能になります。品物の状態が一品一品異なるため、複数のモールでの出品・受注・在庫連携を効率的に行えるのが大きな特徴です。このシステムを利用することで、日本を訪れた際に店舗を訪れたお客様が帰国後も当社のサービスを利用し続けられるような環境を整えることが期待されています。これにより、国内外でのブランドリユース文化の普及を目指します。
「eLADY GLOBAZONE」への出品開始
さらに、コメ兵は2024年2月下旬から、ブランド品専門のオンラインマーケットプレイス「eLADY GLOBAZONE」への出品を開始します。このマーケットプレイスは、北米やヨーロッパを中心に、世界50か国以上での販売をサポートしています。ジュエリー、バッグ、時計、衣料品など幅広い取扱商品を展開することで、コメ兵はこれまでの商圏を広げることが可能になります。
今後の展望
コメ兵は2026年3月期末までにさらに複数のモールへの出店を計画しており、世界中のお客様に対して、オンライン及びオフライン両方からそのリユース体験を提供するよう努めています。これにより、ブランド力の向上や市場の拡大を目指し、日本のリユース文化を広めていく考えです。
会社概要
コメ兵は、リユース品の売買を行う会社として、専門の鑑定士および最新のリユーステックを用いた品質チェックを取り入れ、持続可能な社会を実現することを目指しています。これからの動きに注目です。