ティスコ株式会社の吸収合併とTRSⅡの事業統合
株式会社システムズナカシマ(本社:岡山県岡山市)は、2026年8月15日を持って完全子会社であるティスコ株式会社(本社:大阪府大阪市)を吸収合併することを発表しました。この合併により、システムズナカシマはティスコの全事業と権利義務を包括的に承継し、特に改修工事総合支援システム「TRSⅡ」に関して大幅な業務改善を図る狙いです。
合併の背景
ティスコは2025年にシステムズナカシマによって全株式を取得され、完全子会社としての運営を行ってきました。これにより、ティスコの持つ大規模修繕工事における業務知見や顧客基盤を活用し、建築修繕市場における展開を進めていました。吸収合併が決定的になった背景には、両社の業務を一体化することによって、意思決定プロセスや顧客への迅速な対応を可能にすることがあります。
事業統合の具体的な取り組み
1. 開発・営業・サポート体制の一元化
合併に伴い、「TRSⅡ」の開発や営業、サポートを一つの体制に統合します。これにより、お客様からの要望に素早く応えるための仕組みを強化し、製品やサービスの改善に繋がります。そして、システムズナカシマの自社開発CADエンジン「ANDES」と、ティスコが築いてきたノウハウを統合し、より実践に即した製品開発を進めます。
2. 全国的な営業・サポート体制の強化
これまで主に大阪を中心に行っていた「TRSⅡ」の営業およびサポート内容を、岡山、東京、大阪、名古屋、仙台、福岡の全国6拠点へ拡大します。これにより、既存のお客様へのサポートに加え、新規のお客様に対する説明や実機デモの実施、導入支援を強化する予定です。
3. 建築修繕分野におけるソリューションの拡充
「TRSⅡ」を基軸とし、建物の劣化調査や数量積算、図面作成といった関連業務の効率化を進めます。さらに、建築修繕現場の課題を継続的に把握し、必要な機能やアプリケーションの提供を行って業務全体の生産性向上を図ります。
改修工事総合支援システム「TRSⅡ」について
「TRSⅡ」は、ビルやマンションなどの改修工事における重要なシステムで、図面作成や数量積算をサポートします。以下の3つの機能で構成されており、改修作業を大いに助ける役割を果たします。
- - TRSⅡ下地(補修積算): 劣化状況を図面に反映し、補修図を作成することができる機能。
- - TRSⅡ拾い(数量積算): PDF図面等から必要な数値を抽出し、積算の根拠を明示します。
- - TRSⅡ足場(仮設計画): 工事の計画や仮設図面の作成を支援します。
これにより、積算ミスの防止や業務の標準化が実現され、さらなる生産性向上を図ることが可能です。製品の詳細については、
こちらのサイトをご覧ください。
「TRSⅡ」をご利用中のお客様へのお知らせ
今回の事業統合に伴い、サービス内容やサポート体制に大きな変更はありません。引き続き、安定したサービスをご利用いただけます。保守契約はそのまま有効で、個別の手続きは不要です。サポート窓口も当社に移行されますので、何かご不明点があればお問い合わせください。
合併の概要
- - 合併方式: システムズナカシマを存続会社、ティスコを消滅会社とする吸収合併。
- - 合併期日: 2026年8月15日。
- - 事業移管日: 2026年8月1日。
- - 消滅会社の商号: ティスコ株式会社(設立2006年)。
- - 承継する事業: 改修工事総合支援システム「TRSⅡ」の販売及び保守サポートを含む全事業。
株式会社システムズナカシマについて
- - 設立: 1985年4月
- - 本社所在地: 岡山県岡山市北区中島田町
- - URL: 公式サイト
この新たな体制によって、より多くのお客様に対して価値を提供できることを期待しております。