梅田のファッションシーンに新風!
ファッションの激戦区、梅田。そこで、今注目のコラボプロジェクトが始動しました。大阪文化服装学院(OIF)ファッション・ビジネス学科の学生たちが、JR西日本大阪開発が運営する商業施設「EST」と共に、梅田の魅力をリサーチし、「夏のトレンドどまんなかコーデ」を提案します。
このプロジェクトは、「うめだリアルストリートから導く、EST×服飾学生のサマートレンド予測&どまんなかコーデ発信」をテーマに、学生たちがIZU(すでに確立されたファッション界)であり、トレンドに敏感な年齢層である20〜34歳の女性をターゲットとしていることを元に展開されます。
プロジェクトの背景
梅田に位置するESTは、個性的な商品を探し求める若者に人気の商業施設です。近年、同施設は「近隣施設にはない、ユニークな商品を揃える」という施策を推進しています。OIFの学生たちの感性やマーケティング力が住むこの環境にぴったりと合致し、双方の知見を組み合わせたプロジェクトが誕生しました。
この試みは、ESTにとって初の産学連携プロジェクトであり、学生たちのクリエイティブな提案によって、施設の魅力を再構築し、購買行動に新たな風を吹き込むことを目指しています。
プロジェクトの流れ
プロジェクトは2023年5月から始まり、様々なステップを経て、最終的にはEST内14店舗から採用したアイテムを使用した15スタイルのコーディネートが完成しました。学生たちはリサーチを通じて、梅田エリアのファッショントレンドを把握し、そのデータに基づいてコーディネートを提案しました。
以下は、プロジェクトの重要なステップです:
1.
キックオフ講義の実施(5月13日)
- ESTのビジネス戦略についての講義。
2.
トレンドリサーチ開始(5月13日)
- 学生たちが3チームに分かれ、周辺の流行を観察。
3.
リサーチ資料の完成(5月27日)
- 購買行動やトレンドをデータ化。
4.
商品選定とリース(6月9日)
- 14店舗からアイテムを選定。
5.
コーディネート撮影(6月11日)
- スタイリングを考え、撮影を行う。
6.
WESPOでの配信開始(6月17日)
- JR西日本ショッピングセンターグループのアプリ「WESPO」にて公開。人気投票も開始。
トレンドコーディネートのテーマ
制作されたコーディネートは、以下の5つのテーマに分かれています:
- - スポーティーストリート
- - きれいめガーリー
- - ラフモード
- - ヘルシーフェミニン
- - ナチュラルガーリー
これらは学生の独自の視点とデータに基づくトレンド分析を融合させた結果、誕生したスタイルです。
投票とフィードバック
提案されたコーディネートは、6月17日から30日までの間、公式アプリ「WESPO」を通じて公開されます。利用者からは人気投票が行われ、トレンドの反応がリアルタイムで把握できる仕組みとなります。この試みはデータドリブンなマーケティング手法を実践する良い機会ともなります。
このプロジェクトが成功すれば、学生たちが実践的なスキルを身につけると同時に、地域の若者たちに新たなファッションの楽しみ方を提案することができるでしょう。
まとめ
今回のプロジェクトはただのコーディネート提案に留まらず、学生たちがファッションビジネス界で必要とされるスキルを学ぶ重要な機会です。OIFは今後もこのような産学連携を通じて、社会に貢献するファッション人材を育成し続けることを目指しています。梅田のファッションシーンに集う、若きクリエイターたちの挑戦に、ぜひご期待ください。
持ち込み企画やリアルなデータに基づくファッションの可能性に触れる良い機会となるこのプロジェクト。多くの人々の関心を集める事間違いなしです!