VR体験で新上五島町に迫る!
2023年3月14日、大阪・住之江の最先端古民家カフェ「anywhere café」にて「VR×食×現地中継で楽しむ 新上五島町体験イベント」が開催されました。長崎県新上五島町と読売新聞大阪本社の「わいず倶楽部」との協力により実現したこのイベントは、360度映像を通して現地の魅力を伝える革新的な観光プロモーションとなりました。
五感で感じる新しい観光体験
イベントでは、VRによる没入型観光体験とともに、現地からのライブ中継や特産品の提供が組み合わされ、参加者はまるで現地にいるかのような体験を楽しむことができました。特に、最高年齢90歳の参加者が「VRではその場に立っているような迫力があった」と語り、デジタル技術が世代を超えて観光動機を生み出す可能性を示しました。
参加者は、VRを通じて視覚や聴覚を刺激されながら、提供された五島の特産品「かんころ餅」で味覚や嗅覚も堪能。これにより、五感をフル活用した観光体験が実現し、参加者全員が「実際に行きたい」との意向を示しました。
高い関心を集めた結果
今回のイベントには定員15名に対し約60名が応募し、約4倍の倍率を記録しました。この応募増加は、新上五島町への関心の高まりを 示す結果となっています。特に、大阪府内を越えて舞鶴や姫路からの参加者もあり、地域を問わず多くの人々が注目していることが伺えました。
参加者からは「どうやって行くのか」「交通費はいくらか」といった具体的な質問が多く寄せられ、これは単なる興味にとどまらず、実際の旅行検討へとつながる「行動直前層」の形成を示しています。また、外国人参加者もおり、「外国人との交流イベントがあれば参加したい」との声も聞かれ、今後のインバウンド観光展開への期待が高まります。
満足度100%の高評価
参加者に行ったアンケート結果では、イベントの満足度がなんと100%に達しました。特に「ぜひ行きたい」と回答した参加者が37.5%、機会があれば行きたいと答えた層が62.5%を占め、実際の旅行行動に結びつく可能性の高い層が多いことが確認されました。旅行動機には「景色・体験」「食」「人との交流」が挙げられ、五感を活用した体験設計が来訪意欲を引き上げた要因と考えられています。
自由回答には「島でかんころ餅を作っている中継を見ながら、自分も同じ餅を食べている体験が面白かった」といった具体的な体験が語られるなど、参加者は興味を越えて実際の旅行計画を描くに至っています。
代表者のコメント
株式会社G1 companyの代表取締役CEO 小柴恵一氏は、「体験がそのまま旅行の検討に直結した点が最も印象的だった」と述べ、VR・食・現地中継の組み合わせによる新たな観光プロモーションの在り方を強調しました。また、90歳の参加者が「実際に行きたい」と語ったことは、テクノロジーが世代を超えて観光動機を生み出す可能性を示すできごとだったとします。
今後の展開に期待
今回の取り組みを基に、VR・食・ライブ中継を組み合わせた五感観光体験は、今後も観光地の心理的距離を縮め、実際の来訪意欲を喚起する有効な方法であることが確認されました。高齢者層でもテクノロジーによる体験が感情に訴えかけ、旅行動機を生み出す可能性が示されたことは非常に意義深いといえます。これからはこのモデルを他地域へと展開し、継続的な観光イベントの開催やインバウンド観光への取り組みを進めていく計画です。
まとめ
「anywhere café」は「旅の気分を味わえる」をコンセプトに、地域連携による観光プロモーションを実施。新上五島町の魅力をデジタル技術で掘り起こす本イベントは、参加者の新たな観光体験の扉を開く一助となったことは間違いありません。今後の展開が楽しみです。