会計業界の新たな挑戦「AI研究会」の誕生
大阪府吹田市に本社を構える株式会社エフアンドエムは、会計事務所向けの生成AI活用を推進する「AI研究会」を新たに発足させました。この研究会は、会計業界が抱える人材不足や業務効率化の課題に対する解決策を提供し、実務に活かせる知識を習得するための場です。
AI研究会の目的と特長
「AI研究会」は、業界特化型のAI活用促進を目指し、セブンセンス税理士法人の大野修平氏をディレクターに迎えています。最新の生成AIに関する情報をキャッチアップし、実践的な知識をオンラインサロン形式で学べる機会を提供するのが大きな特徴です。また、実務に役立つプロンプトや学習用動画カリキュラムも用意されています。
背景と現状
会計業界では長年にわたり人材不足が深刻な課題とされてきました。作業の多くが労働力に依存しているため、業務の成長に限界を感じる場面が増えています。エフアンドエムが実施した「生成AI活用アンケート」では、56%の事務所が何らかの形で生成AIを利用しているものの、実務に効果的に取り入れられている事務所は極めて少数であることが明らかになりました。特に「活用方法がわからない」との回答が60%を超える結果に。
このような現状を受け、生成AIに対する興味はあっても導入に踏み切れない会計事務所をサポートし、業務効率化を促進することが、AI研究会発足の最大の目的です。
AI研究会の具体的な活動
1.
業界特化型の学び: 会計業界に特化した内容で、業界トップレベルのノウハウを学ぶことができます。これにより、生成AIを迅速に実務に取り入れることが可能になります。
2.
多様なプランの提供: 参加する事務所のニーズに合わせた2つのプランを用意。生成AIに関する知識のレベルや事務所の目標に応じて的確な支援を行います。
3.
実務利用可能なプロンプト配布: シルバープランに入会することで、実務にすぐに活用できるプロンプトを5つ提供。また、オンラインサロンでさらなるプロンプトも随時学べる機会があります。
入会するメリット
AI研究会に参加することで、生成AIの進化に対応し、会計事務所としての業務プロセスを見直すチャンスを得ることができます。さらに、AIと共存・協働する方法を見つけ、内部でAIに熟知した人材を育成することも可能です。これにより、求職者に対しても先進的な事務所として認識されることが期待されます。
このように、会計業界の実務に生成AIを導入することは、事務所の成長やサービス向上に大きく寄与します。絶え間ない技術革新の中で、一歩を踏み出す重要な機会です。
組織概要
「AI研究会」は、全国に1,732の事務所が加盟する「経営革新等支援機関推進協議会」を運営している株式会社エフアンドエムにより設立されました。今後、より多くの会計事務所において生成AIが広がり、日本の中小企業全体を活性化に繋がることを目指しています。
お問い合わせ
AI研究会への参加については、士業コンサルティング事業本部の跡辺までお電話またはメールで問い合わせてください。皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
電話: 0120-917-145(10:00~12:00、13:00~17:00、土日祝休)
メール:
[email protected]
AI研究会を通じて、会計事務所の未来を共に切り拓きましょう!