共鳴機構設立!
2025-09-13 03:36:23

万博の理念を未来へつなぐ「静けさの森 共鳴機構」設立と特別プログラムの開催

万博理念を未来に継承する新機構誕生



2025年に開催される大阪・関西万博の中心に位置し、訪問者が自由に散策できる「静けさの森」。このエリアは、万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」として象徴的な役割を担います。大阪府と大阪市が発表した「夢洲第2期区域マスタープラン Ver.2.0(案)」では、このエリア内に残す植栽の方針が示されています。「静けさの森」は、万博終了後も人々に親しまれることを目指しています。

そこで新たに創設されたのが「静けさの森 共鳴機構(FoR:Forest of Resonance)」です。この機構の目的は、生態系の保全や次世代の教育支援、さらには文化芸術や国際連携を通じて人と自然、地域と世界の共鳴を促進することです。

共同代表には、万博の「静けさの森」アートプロジェクトを手掛けた慶應義塾大学の宮田裕章教授と、建築家の藤本壮介氏が就任しました。この新たな取り組みは、万博閉幕後もその理念や価値を継承し、発展させることを目指しています。

特別プログラム「共鳴と森」の開催



万博の閉幕を前に、「共鳴と森-突き破る塔(1970)から開かれる空(2025)へ」と題した特別プログラムが開催されます。このプログラムは、2025年10月8日(水)14:30から15:30まで、大阪・関西万博の会場内テーマウィークスタジオで行われます。登壇するのは宮田裕章氏、藤本壮介氏をはじめとして、ランドスケープデザインディレクターの忽那裕樹氏や「Better Co-Being」の建築を手掛けたSANAAの妹島和世氏と西沢立衛氏です。

このプログラムでは、万博を通じて築かれた「静けさの森」の思想や共創の過程、未来に向けた展望について熱く語り合う機会となります。自然と人々の共鳴とは何か、そしてそれをどう次世代に引き継いでいくのか、重要なテーマが議論されることでしょう。

参加方法と注意事項



イベントへの参加は、万博チケットの購入者が予約する必要があります。公式サイト(https://theme-weeks.expo2025.or.jp/)から予約が可能ですが、内容の変更がある場合もあるため、事前に最新情報を確認しておきましょう。参加には万博のチケットが必須ですので、訪問をご希望の方はお早めに取得してください。万博を通じて生まれた「静けさの森」プロジェクトの理念を未来にどうつなげていくのか、そのプロセスを実際に体験できる貴重なチャンスといえます。

未来社会における「共鳴」の新たな形が、ここから生まれるかもしれません。皆さんの参加を心よりお待ちしています。


画像1

関連リンク

サードペディア百科事典: 大阪万博 静けさの森 共鳴機構

トピックス(イベント)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。