大和ハウス、新たな断熱基準を全戸建住宅に導入!
日本の夏は年々厳しくなり、猛暑日が増加する中、快適で省エネな住環境が求められています。そんな中、大和ハウス工業株式会社は、2025年7月2日からすべての戸建注文住宅に「断熱等級6」を標準化することを発表しました。この新しい基準は、従来の「断熱等級5」を超え、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)水準を上回る性能を実現しています。
1. 高い断熱性能で厳しい暑さをしのぐ
2024年夏には、最高気温30度以上の日が50日を超える地域があるとの予測も。これに対抗するため、大和ハウスの「内外ダブル断熱」技術が採用されており、断熱等級6を実現。これにより、35℃の猛暑日でも、室内の温度上昇を抑えることが可能です。さらに、2.72mの天井高を標準化することで、開放感もアップし、快適な住空間を提供します。これにより、使用電力を抑えるための省エネ効果も期待でき、平均光熱費の大幅削減が可能になります。
2. 具体的なエネルギー効率の改善
「断熱等級6」により、エアコンの設定温度を維持したまま、熱の影響を最小限に抑えた生活が実現。具体的には、エアコンを使わない時間帯でも室温が5〜6℃上昇するのを防ぎ、快適な温度を維持できます。また、この高断熱性能により、年間の光熱費を約7.1万円削減することができ、太陽光発電を搭載することでさらに14.1万円の削減が可能です。
3. 幅広い住宅選択肢
新しい基準のもとで提供される住宅は、平屋建てから2階建て、さらには3階建ての住宅まで対応しています。大和ハウスの戸建注文住宅は、設計の自由度が高く、自分好みの間取りや素材を選ぶことができるため、スタイルに合わせたマイホームづくりが実現できます。
高い断熱性能を維持しつつ、開放感のある暮らしを求める家族にぴったりの選択肢が揃っています。
4. 2050年カーボンニュートラルへの道
この取り組みは、断熱性能を高めることにより、2050年のカーボンニュートラル実現にも寄与します。地球環境問題に配慮しつつ、快適な住宅環境を提供する大和ハウスの新しい試みは、今後ますます注目されることでしょう。
この新たな仕様は、大和ハウスの最新技術を駆使したもので、住宅を選ぶ際に重要なポイントとなります。エコで快適な暮らしを実現するために、一人ひとりが選択を考える時代がやってきました。
お問い合わせ先
詳細については、大和ハウス工業株式会社のウェブサイトやコンタクトセンターにて確認できます。フリーコール0120-590-956(受付時間9:00〜21:00)までご連絡ください。