アワーズ、D&I AWARD2024で最高ランク受賞
株式会社アワーズが運営するアドベンチャーワールドが、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)を推進する企業に対して贈られる「D&I AWARD 2024」で、最高ランク「ベストワークプレイス」に認定されました。この栄誉は、企業としての意義を重んじ、地域社会や多様なバックグラウンドを持つ人々への配慮を常に行ってきた結果として評価されました。
企業のミッションとは
アワーズの企業使命は「だれもがキラボシな世界を創る」。この理念のもと、障がいのある子どもとその家族をパークへ無料で招待する「ドリームデイ・アット・ザ・ズー」や、関西各地で開催されるレインボーフェスタへの協賛といった活動を通じて、地域社会への貢献を進めています。このような取り組みが連続して評価され、同賞において4年連続での認定に至ったのです。
D&Iの企業文化の重要性
アワーズは、D&Iの実践を企業の文化に根づかせているだけでなく、社員一人ひとりが自発的にその推進に努めています。彼らの活動は内部にとどまることなく、社外への波及効果も期待されています。これにより、企業としての競争力を高め、より良いサービスを提供することが可能になるのです。
D&Iの取り組み詳細
LGBTQ+支援
アワーズでは、LGBTQ+に関連する活動として、SDGs宣言に多様性を重んじる文言を追加したことや、レインボーイベントへの支援を行っています。社内では「Rainbow-Ally」というサークルを設立し、プライド月間には啓発イベントを開催。新入社員や中途採用者向けにLGBTQ+研修も実施し、自己理解と他者理解を深める努力をしています。
ジェンダーギャップの解消
ジェンダーギャップの解消を目的に、セクシャルハラスメントの防止を規定したり、身だしなみ規定の見直しを行ったりし、すべての社員が平等に働きやすい環境を目指しています。特に、2023年には身だしなみの規定を見直し、性別に基づく制約を撤廃しました。
障がい者支援
ユニバーサルデザインの導入や、障がい者職業生活相談員の配置など、障がい者に対する様々な支援を実施しています。また、障がいと病気を持つ方が働けるように、遠隔操作ロボットの導入を進めています。
多文化共生
外国人スタッフを雇用し、さまざまな言語に対応することで多文化共生の環境を整えています。社員食堂では、大豆ミートを使った料理を提供し、食文化への配慮も行っています。
育児・介護支援
また、企業内保育園を設置し、育児支援を通じて従業員の仕事と生活の両立を支援しています。さらに、2023年には企業として「くるみん」認定を受け、育児休業の取得を奨励しています。
未来への展望
今後もアワーズは、企業理念「こころでときを創るSmileカンパニー」のもと、多様な背景や価値観が交流する職場を実現し、すべての人が自分の可能性を発揮できる環境を整えていく意向です。これからも、地域社会への貢献や多様な人々との共生を進め、さらなる成長を目指してまいります。
D&I推進は、ただの流行としてではなく、企業文化の根底に組み込むべき重要な要素です。アワーズのように、その実践を通じて企業自体の魅力を高めることが、今後の日本の企業にとって不可欠な鍵となるでしょう。