フレスコボール女子初優勝!日本選手団が盛り上げたブラジル選手権
6月7、8日の2日間、ブラジルの美しいビーチで行われた『フレスコボールブラジル選手権〈CIRCUITO CARIOCA DE FRESCOBOL 2°〉』は、日本のフレスコボール界にとって歴史的な大会となりました。風味千賀子選手と宮山有紀選手のペアが、女子カテゴリで史上初めての優勝を果たしたのです。
フレスコボールは1945年にブラジル・リオデジャネイロで創設されたスポーツで、日本には2013年に紹介されました。以来、日本フレスコボール協会(JFBA)はこの競技の普及と発展に尽力しています。特に、最近では競技・文化レベルの向上を目指し、国内選手たちの技術向上を支援しています。
風味千賀子&宮山有紀ペアの活躍
ブラジル選手権で二人が記録したのは、初日の予選で22,666点という驚異的なスコア。これにより、二人はトップ通過となりました。そして決勝戦では、22,161点を獲得。大会会場では、彼女たちのラリーが観客を魅了し、まさに「二人のラリーの完成形」と評価されました。さらなる努力を重ねてきた二人の姿勢が、素晴らしい結果に繋がったのでしょう。
特に、宮山選手は「7年目ペア、4度目のブラジル挑戦でやっと結果を残すことができて嬉しい」とコメント。彼女の表情からは感謝の気持ちが溢れており、これまでの努力の成果が実を結んだ瞬間でした。また風味選手は、周囲の応援に感謝の念を述べ、仲間との絆があったからこそこの舞台に立てたと振り返りました。
2位には岡本千聖選手と落合真彩選手のペアが入り、彼女たちも素晴らしいパフォーマンスを披露しました。特に岡本選手は中学1年生での日本代表出場という快挙を成し遂げ、注目を浴びました。
男子部門では赤塚康太選手と五十嵐恭雄選手のペアが奮闘しましたが、決勝進出には至らず。今後の活躍が楽しみです。
フレスコボールの魅力
フレスコボールは、向かい合う二人が競技するのではなく、協力してラリーを続ける特性を持ちます。競技時間は5分、7メートルの距離で行うこのスポーツは、「思いやりのスポーツ」とも呼ばれています。フレスコボールを通じてコミュニティの形成が促進され、日本国内でも多くの地域クラブが設立されています。
日本フレスコボール協会は、2025年までに日本全国の47都道府県に地域クラブを展開することを目指し、さらに多くの人々にこのスポーツを知ってもらうために活動を続けています。
まとめ
今回のブラジル選手権での成果は、選手たちによる日々の努力とサポートがあってこそのものです。非常に感動的な瞬間があったこの大会は、今後のフレスコボールの発展にも大きな影響を与えるでしょう。全国のフレスコボールファンは、彼らの活躍を一緒に応援していきましょう!
日本フレスコボール協会からのさらなる発表についてもぜひフォローして、フレスコボールの進化を見守りましょう!