株式会社メディアフュージョン、国際セキュリティ規格の認証を取得し信頼性向上

株式会社メディアフュージョン、ISMSクラウド認証取得

大阪市に本社を置く株式会社メディアフュージョンは、2025年9月にクラウドサービス『MF業績管理クラウド3.0』に対して国際的なセキュリティ基準であるISMSクラウド認証（ISO/IEC 27017）を取得しました。この認証は、大学や研究機関向けに提供される業績管理サービスにおいて、研究データの安全性を国際基準で保証し、情報漏えいリスクを大幅に削減するものです。第三者機関であるSGSジャパン株式会社からの正式な証明により、安心してご利用いただけるクラウド環境が提供されます。

認証取得の背景

クラウドサービスは、その利便性から多くの企業や機関で急速に普及していますが、同時にセキュリティリスクの高まりも懸念されています。特に公開サーバを利用するサービスでは、外部からの攻撃や脆弱性への適切な対応が不可欠です。この背景から、株式会社メディアフュージョンは、セキュリティ体制の強化に取り組んできました。

- WAF（Web Application Firewall）による不正アクセス防御
- サーバの24時間監視と異常検知
- 自動ウィルス対策によるマルウェア防御
- 脆弱性への継続的な対応

このような施策の結果として、今回の認証取得が実現したと言えます。ISO/IEC 27017認証は、クラウドサービスを提供する企業にとって、取得しないことがリスクとなるほどの重要な基盤であり、当社のクラウド3.0は世界標準のセキュリティ水準に準拠しています。

この認証によって、利用者は安心してサービスを導入できる環境が整い、当社のセキュリティに対する姿勢と投資が確かな信頼性として認識されます。今後も当社は、情報セキュリティ管理体制の継続的な改善・強化に努めてまいります。

ISO/IEC 27017認証概要

- 認証規格: ISO/IEC 27017:2015（JIP-ISMS517-1.0）
- 認証登録番号: JP25/00000258
- 認証範囲: クラウドサービスプロバイダ：業績管理クラウドサービス『MF業績管理クラウド3.0』の提供
- 認証取得日: 2025年9月
- 認証機関: SGSジャパン株式会社

MF教員業績管理クラウド3.0とは

『MF教員業績管理クラウド3.0』は、大学・研究機関向けの教員（研究者）業績管理システムのクラウドサービス版です。2025年4月にサービスを開始し、従来のシステムにかわり、より安全で柔軟な業績管理が可能となります。

このクラウドサービスは、DBサーバをオンプレミス、IaaS、Microsoft 365から選択でき、ハイブリッドクラウド形式での業績管理システムの構築が可能です。

特徴

1. ISMSクラウド認証に準拠: 強固なセキュリティ体制を実現。
2. 24時間監視、WAF、ウィルス対策: 安全な環境を提供。
3. CMSによる拡張性の高いデザイン: 操作性も向上。

このサービスはサブスクリプション方式で提供され、大学や研究機関を主な対象としています。お問い合わせについては、公式サイトから可能です。

会社概要

株式会社メディアフュージョンは、企業や公的機関のデジタル変革（DX）推進に貢献する企業です。Microsoft 365を活用し、様々な業務システムをSEaaS（SaaS Extension as a Service）に変換し、サーバーレスシステムを実現しています。

公式サイトやお問い合わせページから、詳細情報やお見積りが可能です。大阪本社と東京オフィス、さらにはベトナムのR&Dセンターを配置し、全国的に展開しています。