医療を共に作る
2025-05-26 11:44:57

患者参加型医療を実現する新プラットフォーム『J-PEP』のご紹介

患者参加型医療を実現する新プラットフォーム『J-PEP』



最近、患者や当事者が自らの体験を医療政策づくりに反映できる新しいプラットフォーム、『みんなの患者・当事者参画プラットフォーム(J-PEP)』がリリースされました。これは、株式会社カスタメディアが特定非営利活動法人日本医療政策機構と協力して開発したもので、医療や福祉のあり方を根本から見直し、参加者の声を政策に反映させることを目的としています。

患者・当事者参画とは



「患者・当事者参画」とは、患者自身やその支援者が自らの経験をもとに医療の改善に貢献することを指します。この概念は、障がい者運動の文脈で発展し、「私たち抜きに私たちのことを決めないで」というフレーズに象徴されるように、当事者の声を政策形成に組み入れる重要性が高まってきています。近年では、医療の質向上のために患者の視点が一層重要視され、政策やサービスの開発に彼らが参加する意味が再認識されています。

J-PEPプラットフォームの特徴



J-PEPは、患者や当事者が医療政策形成に参画するための情報と交流の場を提供します。その目的は、健全な市民社会を実現するための参画機会を提供し、患者同士がつながるハブとなることです。プラットフォームでは、以下の機能が利用できます:

1. 参画機会の情報配信:行政から発信される会議やパブリックコメント等の公募情報を一元管理し、簡単にアクセスできるようにしています。
2. 交流の場の提供:登録メンバー同士がメッセージで簡単にやり取りできるだけでなく、オフラインでの交流イベントも開催されます。
3. 専門知識の習得:政策への参画に役立つ研修の情報を探し、自身のスキルを高めることができる環境が整備されています。
4. 自己表現の場:参画に関心のある方は、プロフィールを公開することで他者との交流が促進されます。

課題と今後の展望



しかし、患者・当事者が有意義に参画できるようになるには、まだ多くの課題が残されています。たとえば、審議会などへの参加者が限られたり、地域や疾患により参画しづらいケースもあるでしょう。これらの課題を克服し、実効性のある参画方法を提供することが、今後の大きな課題です。
今後は、J-PEPを通じて多様な人々の意見が反映された、より良い医療の実現が期待されます。患者や当事者の体験や声が医療政策の形成に生かされることで、実際に無駄がなく質の高い医療が実現することを強く願っています。

カスタメディアの取組み



プラットフォームを構築した株式会社カスタメディアは、新たなビジネスモデルの可能性を広げることを目指しています。700件以上のサービス提供実績を活かし、迅速かつ低コストでのサイト構築を実現しています。

このプロセスで得られたノウハウを駆使し、独自のアプローチで新たなビジネス創造を支援することで、企業がイノベーションを起こし、競争力を持ち続けられる世界を作り出していきます。新規事業の風潮が変わる中、今後も多くの支援を行い、革新的なプラットフォームを展開していくとのことです。

会社概要



  • - 会社名: 株式会社カスタメディア
  • - 所在地: 大阪府大阪市北区西天満2-5-2 H2O TOWER 7階
  • - 代表: 代表取締役 宮﨑 耕史
  • - 事業内容: デジタルプラットフォームの開発、コンサルティング

私たちが向き合う医療の未来に、どうかご期待ください。


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