岡山大のトークイベント
2025-03-23 17:11:24

岡山大学がAI時代のアントレプレナー発想を探るトークイベントを開催

岡山大学が主催したトークイベントのご紹介



2025年3月4日、岡山大学津島キャンパスの共育共創コモンズで「3年後になくなる仕事、増える仕事~AI時代のアントレプレナー発想~」というトークイベントが開催されました。本イベントは株式会社TIMEWELLとGOB株式会社との共催で、AIの進化がもたらすビジネス環境の変化について深く考察する場となりました。

イベントには本学の卒業生でありTIMEWELLの代表である濱本隆太氏、GOBの取締役ファウンダーで「おかやまテックガレージ」のアドバイザーである山口高弘氏が登壇し、AIとアントレプレナーシップの関係性をとらえた多様なテーマについてスピーチをしました。

AIによる職業の変化



濱本氏はAIの発展が指数関数的に進行しているとし、これにより従来の職業の役割が大きく変わる可能性があることを指摘しました。特に反復作業や運転手、中間管理職、販売員といったルーチンワークは減少する一方で、創造性や共感を必要とする職種がより重要になるとの見解を示しました。

彼はまた、現代のビジネス環境が「AIをどれだけ活用できるかのゲーム」になっているように感じており、AIリテラシーだけでなく、クリティカルシンキングやデータ分析、プログラミング、適応力、生涯学習といったスキルが求められると強調しました。

トークセッションの内容



トークセッションでは、AIがアントレプレナーにどのように貢献できるかについて、濱本氏と山口氏が意見を交換しました。両氏は、AIの特性として固定概念がなく、迅速に仮説検証を行える点が起業家にとって強力なツールであると説明しました。また、岡山大学が提供するスタートアップ支援の重要性や、AI技術の発展による新たなビジネス領域の可能性についても話し合われました。

アントレプレナーに必要な思考法



アントレプレナーが特に気をつけるべき点として、「まずAIに触れてみること」や「医療や農業など、まだデータ化が進んでいない領域を開拓すること」が挙げられました。さらに、現場やシリコンバレー、深圳などのAIの本場に実際に行くことで視野を広げることが重要だとアドバイスされました。

参加者の反応



トークイベントには約10名の参加者が集まり、AI時代におけるキャリアやビジネスチャンスに関する具体的な質問が寄せられるなど、活発な質疑応答が展開されました。このようなイベントを通じて、岡山大学は地域における起業支援とAI時代の新たなビジネスモデルの模索を進めています。

岡山大学の取り組み



岡山大学では、スタートアップ・ベンチャー創出本部が起業を目指す学生や教職員への支援を行っており、技術やビジネスプランの事業化に向けたアドバイスと経営相談を提供しています。興味のある方はぜひ気軽にご相談ください。地域を支える特色ある研究大学としての岡山大学の活動に、引き続きご期待ください。


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