BRIDGEロードショー
2025-07-30 13:48:20

大阪で開催されたBRIDGEロードショーが未来のメディアを語る

大阪で開催されたBRIDGEロードショーが未来のメディアを語る



2025年7月28日、大阪の2025年日本国際博覧会にて、次世代メディアの共創を目指すグローバルプラットフォーム「BRIDGE」の一環として、注目のイベント「BRIDGEロードショー」が開催されました。これは、ニューヨークやロンドンでの巡回イベントに次ぐものであり、日本がメディアとテクノロジーにおけるリーダーシップを世界に示す重要な機会となりました。特に、影響力あるメディア幹部や政治家、イノベーターなど30名以上が集結し、日本のグローバルコミュニケーションにおける役割を再確認しました。

このイベントは、アラブ首長国連邦国家メディア局(NMO)の主催により、多様な国際的視点を得る場として注目を浴びました。オープニングセレモニーでは、NMO局長が、メディアの力が文化を橋渡しする重要な役割を果たすとのメッセージを強調しました。伝統と革新が共存する日本の役割は、特に今の時代において深い意味を持つものであり、BRIDGEロードショーはその対話を促進する新たな仕組みとして機能しました。

特に、この大阪イベントではデジタルトランスフォーメーション(DX)とAIの導入に関する議論が行われ、会場では「情報不信時代に利益を得るのは誰か?」というセッションがトムソン・ロイター日本の木原麗花氏を迎えて開催されました。また、AIの次なるフロンティアとして「考える機械、感じる心」というテーマのスポットライトでは、ARAYA株式会社の浜田洋博士が登壇し、未来のAI技術についての見解を示しました。

参加者たちはこのイベントから得たインサイトを「Connecting Conversations」というレポートに集約し、世界各地で生まれるアイデアや懸念事項を記録することが約束されました。すでにニューヨークとロンドンでのバージョンも公開されており、今後のBRIDGEサミット2025の知的基盤となることが期待されています。このサミットでは、世界のメディアリーダーが集まり包括的なメディア変革に向けた共通のビジョンを形成します。

BRIDGEロードショーの開催により、メディアが未来の持続可能な社会を実現するための重要な手段であることが再確認されました。ジャマール・モハメッド・オベイド・アル・カビ局長は、「メディアは、文化と文化をつなぐ架け橋であり、相互理解と協調的な行動を促進する対話を育むことが重要だ」と述べ、BRIDGEサミット2025を通じて、つながりのある未来を創造していく意義を強調しました。

大阪・関西万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げ、このような国際的な対話の場を提供し続けています。世界の国々とのさらなるイノベーションが期待される中、日本は持続可能で包括的な世界を目指す意欲を新たに示しています。

BRIDGEは、アラブ首長国連邦の国家メディア局によって創設され、メディアの革新性と信頼性を推進する国際的なプラットフォームとして注目を集めています。業界リーダーや政策決定者が集い、AI時代の責任あるジャーナリズムの未来を共に築く努力が続けられています。今後、2025年12月にアブダビで開催される「BRIDGEサミット2025」でその成果が発表されることが期待されています。詳しい情報は、BRIDGE公式サイトをご覧ください。


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