FOOMA JAPAN 2025
2025-05-29 14:40:25

FOOMA JAPAN 2025で披露される新型盛付ロボットによる未来の食産業

新型盛付ロボットが目指す未来の食産業



6月10日から13日まで東京ビッグサイトで開催される「FOOMA JAPAN 2025」は、食産業の最新技術が集まる展示会です。ここに出展するコネクテッドロボティクスは、新たに開発した2つの盛付ロボット「Delibot S1」と「Delibot X」を披露します。

1. 食品業界の革命をもたらす "Delibot S1"



「Delibot S1」は、惣菜の盛付プロセスを新たに自動化するロボットです。この機器は、従来の製品に比べて大幅な性能向上を実現しています。具体的には、一度に400食を時速で盛り付けることが可能で、重量精度も±4gから±7gと高い精度を誇ります。この技術革新により、現場での作業効率が飛躍的に向上することでしょう。

さらに、約55%の軽量化を達成し、また省スペース化も実現されています。キャスター付きの設計により、食品工場内での移動や設置が非常に容易です。展示ブースでは実際にこのロボットが食材を盛り付ける様子をライブで見ることができます。

Delibot S1の特徴


  • - 軽量コンパクト設計: 270kg以下の重さで、1人でも簡単に移動・設置が可能。
  • - 多様な食材に対応: ポテトサラダやひじき煮など、多様な食材を正確に盛り付け。
  • - 高精度で高速盛付け: 3Dカメラと重量センサを活用し、最適な動作を演算。

2. コンベア最適化型 "Delibot X"



次に紹介したいのは、「Delibot X」です。これは、コンベア上を流れる容器を正確に追従し、指定の場所に自動でクリームやソースを盛り付けるロボットです。このロボットのイノベーションは、コンビニやスーパーで見かけるデザートの充填作業を効率化します。

「Delibot X」は150kg以下と軽量で、既存の生産ラインにも容易に設置できる設計です。幅600mm×500mmの省スペースサイズでありながら、最高で1800食分の充填を1時間に行える能力を持っています。これにより、今まで人手に頼っていた作業がロボットの力で効率化されます。

Delibot Xの特徴


  • - 省スペース設計: 既存のラインでそのまま使用でき、設置も簡単。
  • - 多様な容器に対応: 丸型、楕円型、四角など、様々な形状に適応。
  • - 簡単な設定: 操作パネルで簡単に盛り付け位置やパターンを設定可能。

3. FOOMA JAPAN 2025の詳細



展示会の期間は2025年6月10日から6月13日、会場は東京ビッグサイトの東7ホールとなります。コネクテッドロボティクスのブースは7G-11です。興味がある方はぜひ実際のロボットに触れ、その働きを目の当たりにしてみてください。

この展示会では、食産業イノベーションの未来を切り開く「Delibot S1」と「Delibot X」に出会う貴重な機会となります。今後、これらの技術がどのように業界に変革をもたらすのか、ぜひその目で確かめてください。詳細情報はこちらから確認できます。


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