積水ハウス「mamoruテラス」が受賞
積水ハウス株式会社の「mamoruテラス」が、このたび第20回キッズデザイン賞において社会課題解決賞(経済産業大臣賞)を受賞しました。この賞は、子どもの安全を守るための優れたデザインを認めるものであり、特に注目されるのが「mamoruテラス」の設計思想です。
家庭の安全を考慮した設計
「mamoruテラス」は、子どもがバルコニーやテラスから転落するという深刻な事故を未然に防ぐため、住空間そのものの設計に重点を置いた製品です。従来は保護者の見守りに頼る面が強かったバルコニーの安全性ですが、「mamoruテラス」は人の注意を超えた設計にすることで、新たな安全基準を作り出しています。
このデザインは、バルコニー全周を縦格子で囲うことにより、転落のリスクを大幅に軽減。さらに、リビングスペースとバルコニーがフラットに接続されることで、行き来しやすく、転びにくい環境を創出しています。これにより、子どもたちは安心して外の空気や景色を楽しむことができ、五感を刺激する経験を得られます。
心理的負担の軽減
特徴的なのは、保護者が室内から安心して子どもを見守れる点です。これにより育児中の心理的な負担が軽減され、親もリラックスした状態で子どもが遊ぶ様子を楽しむことができます。このような利点が、「mamoruテラス」の魅力を一層引き立てています。
受賞の経緯
「mamoruテラス」の優れた設計が高く評価された理由は、社会問題としての転落事故に対する構造的な解決策であり、また独創的な設計によって子どもが安全に遊ぶことができる環境を整えたことにあります。加えて、保護者の心理的負担を軽減しつつ、バルコニー空間の新しい活用法を示した点も重要な評価ポイントです。
今年は積水ハウスにとって特別な年であり、20年連続で受賞したことにより累計受賞作品数が100を超える成果を収めたため、「KIDS DESIGN 100 LEGACY AWARD」も授与されました。これは、キッズデザインの普及と推進に貢献した企業に対する栄誉です。
今後の展望
積水ハウスは今後も「わが家」を世界一幸せな場所にするというビジョンを掲げ、安全で快適な住環境の設計を追求していく方針です。また、「キッズ・ファースト」の取り組みを通じて、子どもたちが豊かな感性を持ち、自分らしい幸せを創り出す手助けをしていきます。
キッズデザイン賞について
キッズデザイン賞は、2007年に設立され、子どもに配慮した製品やサービス、空間などを広く社会に発信することを目的としています。対象は子ども向けだけでなく、大人向けの商品でも子育てに配慮されているものは応募可能です。このように、積水ハウスは安心・安全で、使いやすい住宅設計の重要性を認識し、社会のニーズに応えていく姿勢を強化しています。
今後の活動にも目が離せません。